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出版社内容情報
なぜ組織にいた人は、将来設計を誤るのか? 65歳をすぎても「年金+300万(年間)」を得ている人に共通するのは、50代で将来設計をしっかり始めていたことです。元リクルートの営業マンが「1万人インタビュー」で得たリアルな法則を初公開。「低条件でもノーと言うな」、「新しいことに手を出すな」といった一般論の間違いと、成功する動き方のポイントがわかります。
内容説明
50代は、なぜ“40代の延長”ではうまくいかないのか?―“1万人インタビュー”から抽出した頭のいいシフトチェンジの方法を初公開!
目次
1章 予習篇―50代を後悔している12の理由
2章 座学篇―「12の後悔」を防げる4つの心構え
3章 準備篇―50代で始めておくべき9つのウォームアップ
4章 実践篇―50歳からのキャリア戦略と最強の裏技
5章 ケーススタディ篇―後悔していない諸先輩に学ぶ
6章 展望篇―失敗を防げる「60~64歳の試行錯誤」
著者等紹介
大塚寿[オオツカヒサシ]
1962年群馬県生まれ。株式会社リクルートを経て、サンダーバード国際経営大学院でMBA取得。現在、オーダーメイド型企業研修を展開するエマメイコーポレーション代表取締役。オンライン研修「営業サプリ」を運営する株式会社サプリCKO(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kum
36
選択肢が多様化した今、人生後半をどう生きるか。著者が取材した諸先輩たちの選んだ道は本当にさまざま。楽しく生きるためには、プライドという壁を乗り越え、自分にできることを生かせる場所を見つけることが大事。◎「絶対的な強み」を持っている人は多くない。「かろうじてレベルの強み」で良く、それを戦力として期待してくれる土俵を選ぶ/自分だけのキャリアを考える上で武器となるのは、かつての志。それは消滅しない。塵や埃が積もっていても、それを落とせば再び輝き始める。2021/07/10
Monsieur M.
9
50代を間近に控え、100歳前後まで生き続けてしまうかもしれないとの前提の中、いかにして健康寿命を長くし、かつ、収入を確保するかということが、このごろ、気になってならない。自分の場合、おそらくは、定年後も含め、現在の勤務先に面倒を見てもらえる間はそれに従っているのが基本的には収入面でベストなんじゃないかとの結論に達したが、その場合、「その先」をどうするかが問題になる。何しろ、仮に100歳まで生きるのだとすれば、「その先」は35〜30年間もあるわけで……。(続く)2021/02/18
saboshi
4
身につまされる。でも、結局のところ、なるようになるさとその場の対応になるんだろうな。暗くなる。2021/01/05
Black Y
3
私自身、30代であるが今後のビジネスパーソン人生をどのように過ごすべきなのか、先輩である50代の過ごし方から逆算したと思い手に取った。現状維持を考えることは思考停止状態に陥っているという筆者の主張は当てはまっているように感じた。(私の周囲にいる意識の低いおじさま管理職に対して)一方で、意識の高いおじさまは自らリタイヤ後の所属を得ようと会社の金で研修を受けたり仕事をしたりとよく考えている。(横領ではない)自分もセミリタイヤ後の収入源を得たいと思い、仕事で差別化できるか考えたい。2021/10/03
Yoshi
3
「精神科医や臨床心理士によると、(ふてくされそうな)感情を実況するだけで効果が出るそうです」「(職務経歴で)採用側が知りたいのは、現在から遡って5年~10年」「夫婦で過ごす機会を50代のうちに増やしてみる」「『借り』の方が多かったり、『貸し』がほとんどない場合には、誰かのために一肌脱ぐ機会を増やすこと」「『年金+300万円』計画のトライアルに着手」など定年後の人生設計を早くから考えることの重要性を痛感した一冊。2021/08/17