- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 青春新書インテリジェンス
出版社内容情報
ひきこもりといえば、若い人たちがなるもの。そんな一般のイメージとは異なり、実は中高年のひきこもりが多いという事実があきらかになっています。本書では、現場で支援を行ってきた臨床心理士が、心理学的な視点、ひきこもりの背景にひそむ社会的・経済的な問題、支援組織の制度上の課題、さらには、日本人に特有の心性や思考法といった、さまざまな観点から中高年のひきこもりとその実態に迫ります。また、ひきこもりからの回復への道筋についてもふれ、解決法も伝えます。
内容説明
支援・研究を続けてきた臨床心理士が伝える長引き、くり返すひきこもり―今まで見落とされてきた根本解決の方法とは。中高年ひきこもりの「なぜ?」と、「どうしたら」がこの一冊で明らかに。
目次
第1章 誰でも「中高年ひきこもり」になる可能性がある(「中高年ひきこもり」は、決して他人事ではない;日本は孤独先進国。誰もがひきこもり、孤独化する可能性が高い ほか)
第2章 ひきこもりになりやすい人なりにくい人(中高年ひきこもりは2種類に大別できる;どんな人が「中高年ひきこもり」になりやすいのか―その1「従来タイプ」のひきこもりについて ほか)
第3章 今の社会の在り方が、ひきこもりを「長引かせる」(中高年ひきこもりと現代社会;生活保護の現状 ほか)
第4章 「中高年ひきこもり支援」の知られざる実情(公的支援がひきこもりを長引かせる!?;「実績」よりも、「心のケア」を ほか)
第5章 「中高年ひきこもり」回復へのプロセス(ひきこもり回復に欠かせない「親育ち・親子本能療法」とは;親育ち・親子本能療法で「中高年ひきこもり」を回復に導く ほか)
著者等紹介
桝田智彦[マスダトモヒコ]
臨床心理士。親育ち・親子本能療法カウンセラー。20代にグループでプロの音楽家としてCDデビュー。その後、デザイン職とSCSカウンセリング研究所の准スタッフをしながら、音楽活動を継続したが、親友を不幸なかたちで亡くしたことで、ひきこもる。30代から大学・大学院へ進学し、臨床心理士資格を取得。精神科クリニック勤務経験を経て現在、SCS副代表、スクールカウンセラーとしてひきこもり・不登校支援に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココマ
Masako3
まるちゃん
marusan
昌也