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出版社内容情報
岡本太郎の最高傑作はいかにして生まれたのか、万博会場でなにがあったのか、その後どんな運命をたどったのか──などを解説。2018年3月に予定されている塔内一般公開を契機に、再び世間の耳目を集めるであろう《太陽の塔》。我が国最大の芸術作品にして最も知名度の高いパブリックアートだが、それを取り巻く数々の物語についてはほとんど知られていない。本書は、構想段階から現在にいたる太陽の塔の実相をさまざまな角度から取り上げ、単なる“巨大彫刻”との見方に終わらない《太陽の塔》の新しい鑑賞眼を養う種々の知見を提供する。岡本太郎の最高傑作はいかにして生まれたのか、万博会場でなにがあったのか、その後どんな運命をたどったのか──などを楽しく、わかりやすく解説していく。
平野暁臣[ヒラノアキオミ]
著・文・その他
内容説明
いま明かされる知られざる真実「太陽の塔」内部、ついに公開!カラー口絵新規撮影。「太陽の塔という奇跡」その物語がここに!
目次
第1章 ベラボーなものを!―思想編(じつは「大阪万博のシンボル」ではなかった!?;「観衆を集めろ、ただし留まらせるな」という矛盾する要請 ほか)
第2章 実現への気概と冒険心―実務編(原型の“黄金の顔”は鍋のフタだった;建設にゴーサインを出した“影の総理”の一声とは ほか)
第3章 “生命の樹”は太陽の塔の“血流”だ―展示編(じつは性にあっていた、プロデューサー太郎の手腕;日本版『人間博物館』を実現しようと企てていた ほか)
第4章 宴のあと、そして再生へ―継承編(万博閉幕後、太陽の塔をどうするか;政府は一度、「撤去」の方針を固めていた ほか)
著者等紹介
平野暁臣[ヒラノアキオミ]
空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長。1959年生まれ。大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。セビリア万博日本館、六本木ヒルズアリーナ、「明日の神話」再生プロジェクトなど話題となった数々のプロジェクトを手がけ、プロデューサーとして太陽の塔の再生を率いた。万博研究の第一人者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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