青春新書インテリジェンス<br> 「太陽の塔」新発見!―岡本太郎は何を考えていたのか

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

青春新書インテリジェンス
「太陽の塔」新発見!―岡本太郎は何を考えていたのか

  • 平野 暁臣【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 青春出版社(2018/04発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 20pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413045360
  • NDC分類 714
  • Cコード C0295

出版社内容情報

岡本太郎の最高傑作はいかにして生まれたのか、万博会場でなにがあったのか、その後どんな運命をたどったのか──などを解説。2018年3月に予定されている塔内一般公開を契機に、再び世間の耳目を集めるであろう《太陽の塔》。我が国最大の芸術作品にして最も知名度の高いパブリックアートだが、それを取り巻く数々の物語についてはほとんど知られていない。本書は、構想段階から現在にいたる太陽の塔の実相をさまざまな角度から取り上げ、単なる“巨大彫刻”との見方に終わらない《太陽の塔》の新しい鑑賞眼を養う種々の知見を提供する。岡本太郎の最高傑作はいかにして生まれたのか、万博会場でなにがあったのか、その後どんな運命をたどったのか──などを楽しく、わかりやすく解説していく。

平野暁臣[ヒラノアキオミ]
著・文・その他

内容説明

いま明かされる知られざる真実「太陽の塔」内部、ついに公開!カラー口絵新規撮影。「太陽の塔という奇跡」その物語がここに!

目次

第1章 ベラボーなものを!―思想編(じつは「大阪万博のシンボル」ではなかった!?;「観衆を集めろ、ただし留まらせるな」という矛盾する要請 ほか)
第2章 実現への気概と冒険心―実務編(原型の“黄金の顔”は鍋のフタだった;建設にゴーサインを出した“影の総理”の一声とは ほか)
第3章 “生命の樹”は太陽の塔の“血流”だ―展示編(じつは性にあっていた、プロデューサー太郎の手腕;日本版『人間博物館』を実現しようと企てていた ほか)
第4章 宴のあと、そして再生へ―継承編(万博閉幕後、太陽の塔をどうするか;政府は一度、「撤去」の方針を固めていた ほか)

著者等紹介

平野暁臣[ヒラノアキオミ]
空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長。1959年生まれ。大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。セビリア万博日本館、六本木ヒルズアリーナ、「明日の神話」再生プロジェクトなど話題となった数々のプロジェクトを手がけ、プロデューサーとして太陽の塔の再生を率いた。万博研究の第一人者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

不良牢人

22
70年の日本万国博覧会の時に建てられた太陽の搭。全ての建造物は閉会後直ちに撤去され、シンボルであったエキスポタワーも老朽し後年解体された。しかし永久保存となった太陽の搭は今も静かに鎮座しているのだ。その理由は?また太陽の搭とは何なんだ?なぜ岡本太郎が作ったのか?日本での最大で初のイベントだ万博は。必ず成功をと願い、多くの人の尽力がうかがえる。子供に万博の絵を描かすと皆が太陽の搭を描くらしい。そこまで何故愛されるのか?今後は万に1つもこのようなものは出現しないとか。太陽の搭は静かに宇宙を見つめている。 2021/03/09

ロビン

19
この秋、友人と太陽の塔を見にいけることになったので、気が早いけれど予習として一読した。思想編、実務編、展示編の3部構成で、太陽の塔について解説している一冊。「誇らかな、人間の尊厳を象徴」してつくられた太陽の塔だが、そもそもはテーマプロデューサーを任された太郎が「建築なきパビリオン」の施設機能を担保するメカニズムとして発案したもので、観客流動の課題に対処する解法として編み出されたものだったらしい。国家予算を使った太郎の自己主張とかでは全くないのだ。背中の「黒い太陽」も丹下健三の要望から描かれたという。2022/07/17

けい子

17
地下にある4つ目の顔「地底の太陽」が二代目と知る。当時の本物は兵庫県の自治体に寄贈されその後、行方不明との事。二代目を見ましたが、あの大きさで世界的に話題になった物が、何故そう簡単に行方不明になるのか?私はそこが気になった。絶対どこかにあるはず。2021/02/22

リュウジ

11
★5何を表しているのかわからない。奈良の大仏などと違って存在理由さえはっきりしない。その太陽の塔はどのようにして生まれたのか。この本で明かされるその経緯、そして太郎の情熱と哲学と考え方を知れば知るほど、スケールの大きさ、ち密さに驚かされる。オファーを何度も断りながらも、頭にあふれ出す創造をやめない芸術家としての性。その自分の創造をコトバ化する力。そのコトバをもって芸術家とは相反するプロデューサーとして国家的プロジェクトを推進していく見事さ。太郎があの時代にいたこと、太陽の塔が生まれ残されたのはまさに奇跡。2024/05/11

T.Y.

8
《太陽の塔》は元々大阪万博のシンボルタワーではなく、テーマ展示プロデューサーの岡本太郎に誰もそんなものを依頼してはいなかった。人の流れを処理するためのエスカレーターという役目から始まる塔の構想・建築過程、そこに込めた岡本の思想とその技法、そして万博後も残されるに至った経緯と現在の内部復元まで出版物・手稿・インタビューといった各種資料に基づいて辿る。太陽の塔だけでなく、パビリアンの展示内容や予算についても詳述、それが民博に繋がったことも。当時の人々が万博に賭けた意気と豪毅な決断もよく伝わる。優れた一冊。2018/09/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12719193
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品