青春新書インテリジェンス 名画とあらすじでわかる！英雄とワルの世界史

祝田 秀全【監修】

青春出版社（2015/02発売）

• サイズ 新書判／ページ数 171p／高さ 18cm
• 商品コード 9784413044431
• NDC分類 280
• Cコード C0222

出版社内容情報

歴史を変えた男たちの知られざる素顔とその舞台裏を、ふんだんな絵画で読み解く。

カエサル・ルイ１４世・ピョートル１世・ナポレオン・ネロ・リチャード３世…その男は真の英雄か、それとも稀代のワルか！歴史を変えた男たちの知られざる素顔とその舞台裏を、ふんだんな絵画で読み解く。『名画とあらすじでわかる！美女と悪女の世界史』姉妹編。

【著者紹介】
東京都出身。現在、代々木ゼミナールの講師を経てY-SAPIX東大館講師。受験参考書のみならず、社会人向けに書かれたものも好評を博している。おもな著書に『歴史が面白くなる　東大のディープな世界史』（中経出版）、『２時間でおさらいできる世界史』（大和書房）などがある。

内容説明

カエサル、ルイ１４世、ピョートル１世、ナポレオン、ネロ、リチャード３世…歴史を変えた男たちの知られざる素顔と舞台裏！

目次

第１章　時代を作った英雄の世界史（カエサル―卓越した演説と軍事戦略で元首政への道を切り開く；オクタウィアヌス―アントニウスを討ち、ローマの初代皇帝に　ほか）
第２章　常勝を誇る名将の世界史（アレクサンドロス大王―インダス川域まで征服したマケドニアの王；ウィリアム一世―イギリス王室の基礎を固めたノルマン朝の王　ほか）
第３章　歴史をかき乱したワルの世界史（ネロ―芸術のためにローマを焼き、母を殺した史上最悪の暴君；アッティラ―ヨーロッパ全土を恐怖に陥れたフン族の大王　ほか）
第４章　運命に翻弄された悲劇の世界史（レオニダス―二〇万のペルシア軍を相手に三〇〇の精鋭で戦ったスパルタの王；ハンニバル―「そろそろローマ人たちを恐怖と心配から解放してやろう」　ほか）

著者等紹介

祝田秀全［イワタシュウゼン］
東京都出身。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員を経て、代々木ゼミナール講師となる。現在はＹ‐ＳＡＰＩＸ東大館講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[おくりゆう]

同著者「美女と悪女～」に続くシリーズ第２弾。語り草の確かな方法として名画があること、そして誰の視点に立つのかで英雄とワルは表裏一体であることを踏まえ、美麗な絵画の数々と紹介を読んでいくのは興味深かったです。

2015/02/01

[クナコ]

初読。「〇〇の世界史」系の本を久しぶりに。世に残る芸術作品や遺物のモデルになった英雄的・伝説的人物たちについての略歴紹介。特に新たな研究や見方をするでもなく教科書的な知識の共有なのでそれぞれの人物紹介文に物足りなさがある。ただ名前だけ知っていて、実は何をした人物なのか知らない、という偉人も多かったので、概ね楽しく読了。ただ紹介人物に合わせて年代があっちこっちへ飛ぶので、全体的な時代感の把握は難しかった。そして、できれば当人の所属国での評価と諸外国からの評価の比較などもあれば良かったと思った。

2024/08/10

[ゆずこまめ]

さすが歴史画、絵自体も描かれてる人物や出来事も絢爛豪華。ワルでもあり英雄でもある、一筋縄ではいかない面白い男達を堪能できます。

2015/11/09

[m]

美女と悪女編より知っている人物が少なくなかなか読み進められなかった。一度読んだだけでは記憶に残らないので似たような本を続けて読もう。

2021/01/05

[五月雨ザバレタ]

英雄よりワルの方が楽しめたというところが、僕の深層心理を表している。

2021/11/04