青春新書インテリジェンス<br> 絆ストレス―「つながりたい」という病

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青春新書インテリジェンス
絆ストレス―「つながりたい」という病

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413043762
  • NDC分類 493.49
  • Cコード C0211

出版社内容情報

わずらわしさ」と「孤独」の間で悩む現代人に、精神科医が答える。

一昨年の流行語は「無縁社会」。そして今年は「絆」。そんな中で、マスコミによる「絆」の連呼に違和感を覚える人も増えている。ホンモノの「つながり」が減り、ニセモノの「つながり」ばかりが蔓延しているのではないだろうか。無理している自分に気づいていながら、つながりを断ち切ることができない現実。どうすればつながることに過剰なストレスを感じなくても済むのだろうか。「わずらわしさ」と「孤独」の間で悩む現代人に、精神科医が答える。

【著者紹介】
1960年北海道生まれ。精神科医。立教大学現代心理学部教授。豊富な臨床経験を活かして、新聞・テレビなどの各メディアで、社会批評・文化批評などを行っている。また、現代人の心の問題について洞察している。

内容説明

「誰かとつながっていないと不安」でも、「つながりすぎると苦しい…」生きづらさが蔓延する現代社会。“新しいつながり”の形とは―精神科医からの提言。

目次

第1章 震災後の日本に浸透する「絆」の功罪
第2章 気楽なはずのつながりが招く「SNS疲れ」
第3章 「家族の絆」という幻想
第4章 絆に苦しむ女・絆に守られる男
第5章 母娘を縛る「強すぎる絆」
第6章 「孤独死」は本当に不幸なのか?
第7章 「絆ストレス」の時代を生きる

著者等紹介

香山リカ[カヤマリカ]
1960年北海道生まれ。精神科医。立教大学現代心理学部教授。新聞・テレビなどの各メディアで、社会批評・文化批評などを行っている。現代人の心の問題について洞察(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kinkin

47
わたしも前から気になっていた絆という言葉。3.11以降やたらと耳にする絆。絆の正体は、絆というロープに縛られると時には気持ちよく、とても正義感を持ち見知らぬ人達と繋がった気分になるのだろう。しかしそれと並行して絆がストレスにもなるということ。別に無理に繋がらなくてもよいではないか、と思いつつ孤独・孤立という言葉に圧倒されてしまう。「孤独の価値」森博嗣や「ひとりぼっちは怖くない」蛭子能収の本に書かれていることと一部共通しているかもしれない。2015/06/10

万葉語り

34
一人で本読んでる時間を削られるくらいなら、ほかの面倒くさいことは何もかもなげうってしまいたい。でも我慢して行ってみると、結構面白いこともある。という生き方をしていて、絆苦手な私には、自己弁護の論拠となるような素晴らしい本でした。まあウィークタイズは大切にしておこう。と思った。都合がいい時だけつながる絆、いいと思いました。2015/02/08

しげ

17
母と娘について書かれている章は、自分のことを言われているようで、読んでいてしんどかったです。結婚もしたことだし、ちょっとずつ母との絆をゆるめていくのも自然なことなのかなと思い、気持ちが楽になりました。「絆を結ぶ」ということは良しとされているけれど、必ずしもいいことばかりではないことに気づかされました。「地域のつながりが大事」といっても、あれこれ詮索され、干渉されるような、プライバシーのないご近所付き合いは、わたしには向いていません。ゆるーい絆をたくさん結ぶ、という著者の提案に賛同したいです。2013/06/28

ありんこ

12
「無縁社会」という本を読んだのは震災前でした。その後「絆」という言葉をよく耳にして、改めて家族やいろいろな人との結びつきについて考えさせられたりしたけれど、それをストレスに感じてしまう人たちもたくさんいるということが分かりました。負担に感じない程度のほどよい距離感をとることが大切。例がたくさんあってわかりやすかったです。2013/06/07

onasu

11
絆……なければ不安、安易に求めても打算、あっても頼りにならなければ邪魔、あり過ぎると息苦しい。それらを称して「絆ストレス」。言い得た表現です。  震災に端を発したように思えますが、思い起こせば、その前の無縁社会、孤独死。しがらみを脱して、自由を獲得したかに思えたものの、この癒し様のない孤独感。どうなればいいのか、難しいものです。  とは言うものの、フェニミズム(?)満載の本作。読後感は食傷以外の何物でもないです。2012/12/26

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