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内容説明
羅城門の鬼、空海の法力、帝釈天と月の兎…なるほど、そんな教えが秘められていたのか!日本人の祈りの原点にふれる1059の物語。
目次
序章 『今昔物語集』とは何か
第1章 仏教の誕生と東漸
第2章 日本仏教の聖たち
第3章 平安人の死生観
第4章 神仏の加護と信仰
第5章 異形のものたちの世界
著者等紹介
小峯和明[コミネカズアキ]
1947年、静岡県熱海市生まれ。1977年、早稲田大学大学院博士課程修了。文学博士。日本中世文学専攻。現在、立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かごめ
12
副題「あらすじでわかる!」わからない!!説明不足で引用した物語も描くテーマに沿っていない。今昔物語の仏教説話は未読だったので機会があったら読んでみたい。しかしこの著者の現代語訳はパス。2019/01/14
キャラメルベイベー@道北民
7
持ってる本ではわからないところがスッキリコンパクトにまとまっていてよかった。やはり久米仙人の話は好きかも。2014/08/01
まっちゃん2
2
今昔物語とはなんぞやということはだいたいわかるが、やはり本文を(現代語訳でもマンガでも)みてその理解をふかめるために本書を活用するのが本筋でしょう。このところ5冊つづけて今昔物語関連のもの呼んでます。日本人の心の集約みたいなもんですね。2021/07/29
枝豆
1
パラパラと流し読み。今昔物語は説話集であるとだけ知っていたけど、内容についてはほぼ知らず。日本人の宗教観を、作り上げられた経緯が少しわかる。読み物としてはあまり面白くはなかったが、概要を知るには良いかも。2016/01/13
ひよピパパ
1
今昔物語集の概要が知れる。図説されているので分かりやすい。思わず原典である『今昔物語集』をひもときたくなるような気分にしてくれる書だ。冥界を行き来した小野篁の話や成合観音の話、道成寺の話などが印象的。2014/06/04