ラテンアメリカの文学<br> 蜘蛛女のキス

ラテンアメリカの文学
蜘蛛女のキス

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081260164
  • NDC分類 992

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ペグ

18
物語の大半は監獄の中での政治犯ヴァレンティンとホモのモリーナの会話。最初のうち相手にしてくれないヴァレンティンに毎晩映画の内容を話してきかせるモリーナ。そして献身的に尽くすモリーナに涙。映画のモリーナ役のウイリアム ハートも最高だったな。切なくて美しい作品でした。2015/09/24

ひばり

12
☆5 すごく良かった。会話形式ゆえサクッと終わるハズが、意外に長く読んでいた。後注のフロイト等の学説紹介が理論的考察において役立つし勉強になった。たとえ(解説によれば)、後注もまた小説の一部かもしれないとしても。月報に、なんと村上春樹の寄稿文があり驚いた。氏は〈面白いというよりは…とてもfunnyな「純文学」である。…変ってはいても、奇をてらったようなあざとさがない。何かしらとても真面目で、それ故に切ないのである〉と評している。プイグ全作品を読破したい!すごく好きになった。2009/03/15

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

9
村上春樹氏の「ファニー・ファニー・プイグ」という小文の載った小冊子が付いている。

Mariamaniatica

4
およそ30年ぶりの再読。ズキズキする読後感ですが実によかった。文学の力、人間の想像力を再認識した。2014/10/22

J_L_B_459

4
結末が哀しすぎるが、夢幻の雰囲気が包みこんでいて、不思議な読後感がある。2010/11/19

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