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内容説明
善人になるな。卑屈になるな。本当の人格者は、ちゃんと怒ります。ひろ流・ムカムカしない方法。
目次
1章 日本人の「怒るとソン信仰」は狂ってる!
2章 ひろ流ストレス知らずの「怒る技術」
3章 「怒るのもアホらしいこと」をきっちり仕分ける術
4章 「その相手を許せるか、許せないか」を本音で考える
5章 仏教、キリスト教、イスラム教は「怒り」をこう扱った
6章 どう怒るかは、どう生きるか
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年大阪生まれ。東京大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程修了。気象大学校教授を経て、大正大学客員教授。宗教思想家。仏教を中心とした宗教の真髄を鋭くかつわかりやすく語り、多くのファンに支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
9
ひろさんの本はいつも痛快ですね。仏教というしっかりした信念があるから言えるのでしょう。私たちが字面だけ真似て使うとイヤーな人になるので注意が必要です。2012/10/19
鵞鳥
4
きちんと怒らなきゃだめだ・・・2012/12/22
樹999
4
結構面白かった。真に受けすぎなければ良書かも。これまで自分は道徳派だと思っていたが…この根拠に基づくと道徳真向否定(笑)呆れるほど単純だなあ、私…2012/05/02
elfee
3
結局「信念をもて」と言われているような。怒りの正当性を持ち出されたら、ちょっとフラストレーション。でも、自分自身の怒りの質を理解して、怒るべきときに怒るためには必要な過程。一般的に「怒るな」って言われている根っこの部分が卑屈だよねってとこは、聞いてて気持ちがよかった。2011/06/30
saorino
2
怒りとは何か、を根本から考えられる本です。怒ることが苦手な人は、ぜひ読んでください。 心理学で提唱されている通り、ひとは誰でも『嬉・悲・怒・楽』の感情を持つ。この中にひとつでも欠けていたり、出し方がわからないという感情がある人は心理学的な観点から言うと危ない。 関西人の筆者らしく、少々毒舌で苦笑するところもあったが、論理的で説得力があり、共感する場面も多かった。宗教の話にまで及んだ時はちょっと読むのに時間がかかったが、『怒り』について理解が進む楽しい一冊でした。2018/09/13




