出版社内容情報
公儀御庭番(幕府の諜報員)の菅沼外記以下七人の闇御庭番と犬一匹対水野・鳥居の暗闘が始まる!4カ月連続刊行、シリーズ第一弾。
内容説明
将軍・家慶の公儀御庭番である菅沼外記は、老中・水野忠邦の命により佞臣・中野石翁を罠に嵌めるが、口封じのために水野に命を狙われてしまう。外記は試練を経て、水野とその配下の御目付・鳥居耀蔵の悪政を正す「闇御庭番」として生まれ変わる。家慶の密命を帯び、仲間とともに巨悪に立ち向かう正義の男。時代小説の醍醐味が詰まった傑作シリーズ、ここに始まる。
著者等紹介
早見俊[ハヤミシュン]
1961年、岐阜県岐阜市に生まれる。法政大学経営学部卒。会社員を経て作家活動に入る。「居眠り同心 影御用」(二見時代小説文庫)、「佃島用心棒日誌」(角川文庫)両シリーズで、第6回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。『うつけ世に立つ 岐阜信長譜』(徳間書店)にて、第23回中山義秀文学賞にノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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