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内容説明
二大政党による政権交代の必要がうんぬんされ、政策論議はにぎやかな現在。一国の政権を責任を持って担うには、いったいどんな条件が必要なのか。そもそも政治家にはどんな資質が求められるのか。政党は、官僚はどうあるべきなのか。国民はどこをどうチェックしていけばいいのか。吉田茂内閣を皮切りに、歴代内閣の興亡を間近で見てきた著者が、魑魅魍魎うごめく政治の暗がりを白日の下にさらし、混迷する日本政治に求められる本質を浮かび上がらせる―。
目次
第1章 自民vs.民主―政権をめぐる舞台裏の攻防(今、問われる政治家の本質;「政治家」なら、この難局にどう動くか;官僚の発想、政治家の発想;民主党政権で変ること、変らないこと;政界再編はどう動くか)
第2章 与野党の駆け引き―仕掛ける側、仕掛けられる側の奇策(与党が野に下る、ということ;政権死守のためなら手段を選ばず?;「村山談話」物議をかもす、その誕生秘話;自民党は「何が」弱くなったのか)
第3章 長期政権―弱小派閥でも政権を維持できた力の源泉(ワンマン宰相の権力の根源;「吉田学校」の卒業生たちの実力;弱小派閥のリーダーならではの強さ;一匹狼が持っていた強みと嗅覚)
第4章 短期政権―短命に終わった内閣に足りなかったもの(派閥政治が生んだ功罪;田中角栄の政権力を検証する;短命内閣は「何が」足りなかったのか)
第5章 政権力―今の日本に求められるリーダーの資質とは(自民党が政権与党であり続けられた理由;民主党の「政権力」への期待と不安;一国のリーダーたる器;新たな時代に求められる「政権力」とは)
著者等紹介
三宅久之[ミヤケヒサユキ]
1930年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、毎日新聞社へ入社。政治部副部長、静岡支局長、特別報道部長等を歴任後、76年に独立、政治評論家となる。50年以上日本の政治を取材してきた第一人者で、政界の裏表を知り尽くした政治評論と、歯に衣着せぬ社会時評でお茶の間のファンも多い。「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)、「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ系)に出演するほか、新聞、雑誌等でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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