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内容説明
お茶とお菓子、どちらから先に口をつけるべきか?訪問先での手土産の渡し方は?誕生・栄転・長寿…のお祝いの仕方の違いは?―伝統のマナーに込められた人づきあいの原点。
目次
第1章 訪問・接客の作法
第2章 日常生活の作法
第3章 祝い事の作法
第4章 結婚・婚礼の作法
第5章 食事の席の作法
第6章 葬式・法事の作法
第7章 年中行事の作法
著者等紹介
飯倉晴武[イイクラハルタケ]
1933年東京生まれ。東北大学大学院修士課程(日本史専攻)修了。宮内庁書陵部図書課首席研究官、同陵墓課陵墓調査官等を歴任。93年退官後は、奥羽大学文学部教授、日本大学文理学部講師等を経て、現在は著述に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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14
日本人として知っておかなければいけないような礼儀作法が、方法だけでなくそこに込められた意味と共に解説されていて納得しながら読むことが出来ました。この本の中では訪問・接客の作法、日常生活の作法、祝い事の作法、結婚・婚礼の作法、食事の席での作法、葬式・法事での作法、年中行事の作法の七つのテーマを各章ごとに書かれています。礼儀作法には古くからの心遣いが込められていて、やはり日本人として知っておかねばならないものだと、つくづく思わされました。2013/01/18
B.J.
9
●座布団 :住居に畳みが敷かれる以前は板敷きだったので、必要とされた。 →相手に勧められてから使用するのが礼儀。長い正座では、重なっている親指を動かして上下を組み替えてみること。 ●襖の開閉:片手で行うのが正式な作法。 →両手を一緒に添えるのが上品と思われがちだが、これは間違い。 ●茶菓を出す :茶托に乗せたままお茶を運ばない。 →客の前に先に茶托を出し、その上にのせる。客の正面から出さずに下座から、遠いほうの手を使ってすすめる。客に近い方の手を使うと、不躾になるため。・・・本文より 2020/02/22
Humbaba
9
マナーというのはやらなければやらなくてもその場を治めることは出来る。また、親しい人間同士であればそれによってその後の関係が変わるということもないのかもしれない。しかし、どうせ手土産を持っていくのならb、相手も気持ちよく受け入れてもらえる方が双方にとって幸福だろう。そのためにも、マナーを知っておくことは重要である。2014/01/13
Kyoko
5
どうだっけ?というポイントが分かりやすく解説してあった。とっても読みやすい。いい大人だし、袱紗も買わなきゃなぁ〜。2012/12/26
音樹
1
実にかなった礼儀、その逆もあるが時代によってかわっていくものだろう。目くじら立てずに、基礎があれば宜しいでしょう。2019/11/20