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内容説明
古代に女帝が多いのはなぜか、『日本書紀』の記述と一致した蘇我氏の新発見とは…学校では決して教わらない29項。
目次
1章 史実と「記紀」を繋ぐ古代史の新発見(古代~飛鳥時代)
2章 女帝「中継ぎ論」と平安遷都の実際(奈良~平安時代)
3章 倭寇・元寇・『東方見聞録』を検証する(鎌倉~室町時代)
4章 いま解き明かされる「天下人」の謎(戦国時代)
5章 鎖国・写楽・忠臣蔵に潜む虚構とは(江戸時代)
6章 教科書に載っていない「黒船来航」と「大政奉還」(幕末時代)
7章 常識を覆す日本の百年(明治~昭和時代)
著者等紹介
河合敦[カワイアツシ]
1965年東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院修士課程(日本史専攻)修了。歴史作家。第7回郷土史研究賞優秀賞受賞。第6回NTTふれあいトーク大賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
29
日本史の本は、数年に一度新しいものを買って読んだ方がいい。私達が学生時代に習った日本史の知識は、私達の世代の人にとっては常識である。しかし、昨今の遺跡の発掘や更なる歴史研究の進展の結果、新しい見解が多く論じられる様になり、それらが現代の常識になりつつある。そして、現在の子供達が使っている日本史の内容は違ったものになっている。「過去は変えられないが未来は変えられる」という言葉は既に古く、歴史教科書においては「過去も未来も変えられる」ものだ。昔の知識も心にしまいつつ、更に新しいものを知る必要があるだろう。 2011/03/20
Kaz
2
日本史は、解釈がどんどん変わっていくので、常に勉強していないと取り残されてしまう。同時に、過去の知識で知ったかぶっている人には、中途半端に最新解釈を身に付けると「無知な奴」と思われてしまう。なんとも困った学問。2017/11/28
◉(蛇の目)
2
表題負けしてます。憶測が交じる場面も散見され展開が稚拙。とても他人には薦められない。2013/02/28
あすべる
2
高校の授業では、世界史Aをさわりだけ。地理Bをちょこっとだけやってた私には、日本史の知識なんて中学レベルだけれども楽しく読めた。ジパング≠日本とは。江戸城無血開城の裏側とは。遷都しまくった裏事情などなど興味深い内容満載だた。2011/10/07
funkypunkyempty
0
★★★☆ ダラダラと読み進めていたら読了してた(苦笑)。2021/09/11