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内容説明
小栗の行政再編、海舟の軍制改革、榎本の新政府構想…引き寄せた歴史の歯車が狂い始めた「一戦」「一策」「一喝」とは。
目次
序章 幕府を変えようとした五人の男
1章 幕臣が描いた維新のかたち
2章 立ちはだかる薩長の志士たち
3章 彼らはなぜ薩長に敗れたか
4章 幕臣たちの「誤算」の結末
5章 明治を生き抜いた最後の幕臣
著者等紹介
星亮一[ホシリョウイチ]
1935年宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部国史学科卒。日本大学大学院総合社会情報研究科修了。作家。東北福祉大学兼任講師(日本近現代史)。北東文芸協会会長。著書に『奥羽越列藩同盟』(1996年度福島民報出版文化賞受賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
26
何箇所か私でも知っている話を間違えて記載している部分がありますので、書いていることが正しいかどうかはわかりません。ただ幕臣側の明治維新という観点では読みやすかったです。2025/03/04
Humbaba
1
歴史小説として考えれば面白い作品だった.しかし,その史実の正確性についてはやや疑問が残る.ここにとられている慶喜が決断力のないバカ殿であったという説があるのは事実である.しかし,それはあくまでも諸説あるうちのひとつに過ぎず.それを完全に事実として書くのは間違っているだろう.2011/01/18
LOHASPO
0
出張なのに本を忘れたからキオスクで買ったんだけど、浅すぎてガッカリ・・風雲児たちの凄さを再認識できた事のみが良かった点2011/11/16
富士の鷹
0
この著者の会津・戊辰戦争ものに比べると、迫力に欠けますなあ。2011/03/11
桑畑みの吉
0
敵味方入り乱れて分かりにくい幕末日本史。私のようにあまり歴史に詳しくない人間が知識をサクッと纏めるのには適した本かもしれない。ただし筆者は奥羽越列藩同盟を支持する立場なので、将軍慶喜については「だめな宰相であった」とかなりディスり気味。この将軍は本当にここまで無能だったのかと思ってしまった。【追記】2021年の大河ドラマで慶喜役を草彅剛さんが演じることになった。どんな人物像となるか興味が出てきた。2020/09/11