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内容説明
記憶力がいい、IQが高い、理系脳…は必須条件なのか?本当の“アタマのよさ”教えます。
目次
第1章 「頭のいい脳」とは何か(物覚えのいい脳、物覚えの悪い脳;こだわる脳、あっさり脳 ほか)
第2章 「天才たちの能」の秘密(科学者の脳、文豪の脳、芸術家の脳、実業家の脳;脳の重量で「頭のよさ」はわかるのか ほか)
第3章 「頭のいい脳」はこうして動き出す(脳学の歴史と新常識;サルの脳とヒトの脳の決定的な違い ほか)
第4章 「頭のよさ」の定義を検証する(そもそも“アタマのよさ”は測れるのか;IQが高いとはどういうことか ほか)
第5章 自分に合った「頭のよさ」をつくる(自分の脳の個性を知る;増える脳神経細胞 ほか)
著者等紹介
米山公啓[ヨネヤマキミヒロ]
1952年山梨県生まれ。医学博士。専門は神経内科。臨床医として多くの患者の治療にあたりながら、エッセイ、ミステリー、実用書などの執筆活動から、講演、テレビ・ラジオ出演など、幅広い活動を精力的に行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
52
頭がいいとはどういう事なのか。知能指数IQが高いという事なのか。はたまた、理数系に強いと言う事なのか。それとも、暗記が得意で記憶力が抜群と言う事なのか。一昔前迄ならそれが答えだったろう。しかし今日、コンピューターが発明され、理数的な演算機能はCPUが、記憶力は何ギガバイトかのハードディスクに及ばない。これからはPCに負けない新しい頭の良さが求められる。家電に喩えるなら、今迄あるものを複写するだけのコピー機やカメラ型の頭脳から、新たなものを生み出す電子レンジ型の頭脳をもった人間こそ求められるのではないか。2011/12/15
B.J.
11
●恋愛が脳を鍛える :頭を鍛え、よりよいものにする一番簡単な方法は、体験。多くの体験を経てきた脳は、それだけでも価値がある脳といえる。▼恋愛は、いやおうなく脳をぎりぎりのとこに追いやる。分かれる方がいいのか、この人とつきあっていったほうがいいのかとさんざん悩む。困難が多い恋ほどくるしくもあるが、それを乗り越えた愛は、より強い絆になる。 ・・・本文より2020/02/22
抹茶
1
神経内科の著者からみた視点ということもあり、思ったよりも脳の構造についての説明が多く、とても興味深く面白いく、ポジティブになれる本。 元々、頭がいいと一口に言っても必ずしも絶対的な定義があるとは自分も思っていなかった。 この本を通して、頭がいいと言われるときの様々なケースを見、それを通じて自分がどうしたいのか考えるきっかけになった。 どうせ頭が良くないと否定的に考えてるより、改善策や自分が合うを場所みつける方が有効だと改めて思う。ポジティブなメンタル性にも影響してくる。2024/11/24
リンリ
1
別に……2015/01/23
toon
1
自分用メモ:なんだかなーって感じだった。2003年の情報はやっぱり古いのかしらーって印象だった。遺伝とか、個人差だとか、なんだかんだ言って脳の可能性の狭さを感じさせた。脳は鍛えればなんとかなるだろうって考えていた自分には…なんて否定的な言葉のチョイスでしょう、夢がないですねーってなった。前半の例え話は、あーそうゆう人いるねー!って共感できた。馬鹿な自分はどうしたらいいの?と解決策を求めていたがそうゆう本ではないことをタイトルを読んで気付くべきだった。とりあえず脳が求める環境を探すことにする。2012/10/25