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内容説明
四季を重んじ、人生の節目を大切にする…いまに残しておきたい伝統の原点をさぐる。
目次
序章 日本人の自然観と信仰
第1章 正月行事のしきたり
第2章 年中行事のしきたり
第3章 結婚のしきたり
第4章 懐妊・出産のしきたり
第5章 祝い事のしきたり
第6章 贈答のしきたり
第7章 手紙のしきたり
第8章 葬式のしきたり
第9章 縁起のしきたり
終章 しきたりに関することわざ
著者等紹介
飯倉晴武[イイクラハルタケ]
1933年東京生まれ。東北大学大学院修士課程修了。宮内庁書陵部首席研究官を経て、現在、奥羽大学文学部教授、日本大学文理学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
100
農耕を主たる生業とし、四季の自然にも恵まれ、季節の移り変わりを非常に大切にしてきた日本人。一年のうちいくつものハレの日を置き、日々の生活に潤いを与え、自然に感謝し、共に生き、生活の安泰を願ってきました。~大晦日の除夜の鐘🔔百八つの煩悩を打ち払う。また、12か月と24節気と72侯を合わせた数。~初日の出🌄とともに年神様が現れる。~門松🎍年神様が降りてくるときの目印。松は神が宿る木。真っ直ぐな竹は長寿を招く縁起物。~鏡餅🍊昔の鏡は丸く、人の魂も模している丸餅。大小重ねるのは、月(陰)と日(陽)を表す。2018/12/31
ひろき@巨人の肩
56
Febeにて。年中行事・冠婚葬祭といった「日本のしきたり」をしっかり行うことで、日々の生活がより豊かになっていくと気付けたのが一番の収穫。旧暦、新暦、二十四節気の混合と神道・仏道、陰陽道の融合により、一読しただけで背景や由来をキチンと整理できなかった。今後、行事の前に再読してその意義を明確化して祖先との距離を縮めることで、自分が日本人であることをしっかりと味わいたいと思う。2015/12/15
かおりんご
51
結婚やお葬式、贈答のしきたりなどについて、分かりやすく書かれています。意外と知らないこともあり、通訳案内業の勉強にもなりました。2015/08/28
ぼっちゃん
48
正月行事、豆まきなど伝承されている行事などにに込められた知恵、思いなどを知りたくて読んだ。二十四節季、雑季や年中行事を意識して今年は過ごしてみたいなと思いました。2023/01/15
メタボン
38
☆☆☆ 日本人の季節感が失われるとともに、しきたりに対する意識も薄まっていることに間違いない。風習は変化していくものだが、近年、しきたりが忘れられてゆくスピードが速い気がする。2020/06/28
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