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内容説明
本当の豊かさとは何か!三千年の繁栄を支えた「生きる知恵」の再発見。
目次
序章 知られざる「人生の遺産」の発掘
1章 古代の痕跡が語る「簡素で豊かな生活」
2章 消えた“家族の絆”を読み解く
3章 生きる財産となる“知”の再発見
4章 自然のサイクルを今に生かす知恵
5章 古代エジプト人が残した「幸福の思想」
著者等紹介
吉村作治[ヨシムラサクジ]
早稲田大学人間科学部教授(工学博士)。同大学エジプト学研究所所長。専攻はエジプト考古学、エジプト美術史、比較文明学。1943年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。66年に早稲田大学古代エジプト調査隊を組織して以来、現地で発掘調査を続けており、数々の発見で国際的な評価を不動のものとする。最近では、サッカラで初めてクフ王の名が刻まれたスフィンクス像を発見し、世界中の注目を集めた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
53
エジプトと聞くと、三大ピラミッドと吉村作治氏を連想してしまうのは私だけでしょうか。大きなピラミッドは奴隷達の手によるものというのは嘘であるとか、そもそも王様の墓であるというのにも疑問があるとか、エジプト調査の第一人者である彼が、古代エジプトの生活や思想、文化等を説明しつつ、人はどう生きて、どう死ぬのか?人間にとって本当の豊かさとは何であるのか?を問うている。私達が生きていく中で、古代エジプト人の「生きる知恵」の参考になる所は真似し、良い所は進んで取り入れる事により、人類の繁栄を望みたいものである。 2010/07/20
ジェミジェム
1
前々から古代エジプトに興味があり、歴史や神々よりも当時の彼らの日常生活や文化が知りたかった私にとってこの本は最適でした。「自然を守る」という現代の傲慢な考え方でなく、自然という神々に畏敬を表しそれらに自分たちが合わせて生きるという古代エジプトの考え方は大変共感した。数千年前の古代の暮らしに、文明の発達著しい現代の私が胸を焦がすほどあこがれるなんてふしぎです。目を閉じるとのびのびと生きる古代のエジプト人が以前よりもありありと浮かんで、当時の人々の目の輝きまで見えるような気がしてきます。2014/09/22
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