出版社内容情報
メディアを賑わす注目の経済評論家が、国民所得の観点から「脱グローバル化」を説き明かす。
「グローバル化は止められない。その流れに乗り遅れるな」──。そんな“グローバリズム絶対論”が日本社会の隅々にまで浸透している。だが、それによってもたらされたのは貧困と失業、そして所得の減少であり、多くの人が苦しみ続けている。そして日本では、これから「究極のグローバリゼーション」であるTPPへの加盟への動きが進められようとしている。どうすれば日本経済を復活させ、日本が本来もっている豊かさを享受できるようになるのか。メディアを賑わす注目の経済評論家が、国民所得の観点から「脱グローバル化」を説き明かす。
【著者紹介】
作家、経済評論家、中小企業診断士。1994年、東京都立大学(現首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立。経済指標など豊富なデータをもとに、経済を多面的に分析する。単行本執筆と同時に、雑誌への連載、寄稿、テレビへの出演、講演活動など多方面で活躍している。
内容説明
「グローバル化の流れに乗り遅れるな」―。こうした“グローバリズム絶対論”によってもたらされたのは貧困と失業、そして所得の減少だけだった…。メディアを賑わす注目の経済評論家が、国民所得の観点から「脱グローバル」を説き明かす。
目次
第1章 グローバル化が世界に失業と貧困をもたらす仕組み(現在は“第二次グローバリズム期”;各国の規制や法律をも変えてしまう ほか)
第2章 壮大な失敗に終わった、ユーロという“究極のグローバル化”(緊縮財政はデフレ推進策;大企業が脱出し始めたスペイン ほか)
第3章 「所得の増大」こそ日本に本当の豊かさをもたらす(デフレは民主主義に危機をもたらす;「極端なこと」を言う人に要注意 ほか)
第4章 日本経済を大復活に導く“お金の好循環”(所得を生み出すお金は「常に」ある;お金の流れがわかるシミュレーション ほか)
第5章 脱グローバル化で所得と雇用を取り戻す!(貿易とは国同士の「雇用と所得の奪い合い」;グローバル企業は誰のためにあるのか? ほか)
著者等紹介
三橋貴明[ミツハシタカアキ]
作家、経済評論家、中小企業診断士。1994年、東京都立大学(現首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立。経済指標など豊富なデータをもとに、経済を多面的に分析する。単行本執筆と同時に、雑誌への連載、寄稿、テレビへの出演、講演活動など多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さきん
壱萬参仟縁
pinedown10166
jack
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