内容説明
“相性の良さ”は演出できた。なにげない“しぐさ”や、たった1つの言葉から相手の心理・ホンネが奥までセキララに見通せる。「何をしてほしいか」「何をしてほしくないか」がわかるから、確実にツボを押せる。どんな相手も向こうから近づいてくる実戦メンタル・テクニック。
目次
1章 顔のしぐさから相手の心を見抜く(“愛想笑い”“つくり笑い”を見抜く;表情から嘘を見抜く ほか)
2章 手・足・体のしぐさから見抜く(「気が合いそうだ」と思わせる法;相手を受け入れる姿勢、拒絶する姿勢 ほか)
3章 なにげない言葉から本音を知る(相手は、こちらの話を本当に理解しているのか?;笑い方にも性格が出ている! ほか)
4章 「座る場所」や無意識のふるまいから見抜く(会議でメンバーの心理を読み取る;反対意見を言いたい人は正面に座る ほか)
5章 話し方・声で人を動かす(優柔不断な人には選択肢を与える;相手が決断したように思わせるための一言 ほか)
著者等紹介
樺旦純[カンバワタル]
思考心理学者、作家。岩手県生まれ。産業能率短期大学で人事労務系教科を担当。同大学経営管理研究所で能力開発、創造性開発の研究、指導に携わる。産業教育研究所所長をへて、社員研修や能力開発のセミナー、講演で精力的に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かめぴ
9
知ってて損はない、と思う。無意識に普通にやっていることを、何々効果と言われるだけで、おぉとなったりもする。自分が嫌ってるのに、嫌われていると思い込んで「あいつは俺を嫌っている」と陰口をたたいている上司に、それは投影ですよ。と今度教えてあげよう。2015/07/25
noko
4
題名に「トラップ」とついているけど、それほど悪どい本ではない普通の心理学のほんなので、トラップという言葉に固くならず、手にとって貰いたい一冊。口癖や人の椅子に座る姿勢から相手の本心を読み取っている。人だけでなく、色が持つ作用(例えば赤は情熱、青は知性を印象ずける)も説明している。自分のコミュニケーション能力向上にもなれば、良いと思う。2014/05/29
えりすこ
1
言われてみればそうかもな、というようなことをまとめてくれている。ただ、面白いほど心を開くとまではいかない気がするけど。2014/09/14
Kitamuu
0
印象の良し悪しなどの90パーセント以上が、非言語情報で決まると言われている ていねいすぎる言葉づかいには憎悪や敵意が潜んでいる。 スティンザーの三原則 反対意見を持っている人間は、その対象となる人の前に座る ある意見が述べられると、次の発言は反対する意見が出やすい 議長のリーダーシップが弱いと、参加者は正面に座った人と私語が始まる。リーダーシップが強すぎると、隣の人と私語をはじめるようになる。 人は他人からあれこれ言われるよりも、自分の頭で考え、自分の言葉で納得する方が好きなのである 2023/05/28
ま
0
内容思ったよりすくない2019/07/28