内容説明
自分は完全だと思ったとき人は老いる。いのちの鍛えかた、使いかた。半生を振り返り、老いを迎え討ち、意気軒昂な生き方をすすめた痛快エッセイ。
目次
1章 老いをおそれず
2章 自分らしく生きるために
3章 人間のほんとうの美しさ
4章 いのち強く生き抜く
5章 孤独という大切な時間
6章 よく老いるには
7章 夫婦・家族の老年学
8章 人の絆のつくり方
9章 こころ若く老いる
著者等紹介
田中澄江[タナカスミエ]
1908年東京生まれ。東京女高師(現お茶の水女子大学)卒業後、聖心女子学院教師、新聞記者を経て文筆活動に入る。劇作家として新劇・新派の他、映画、NHKテレビ小説等の脚本を執筆。また小説家、評論家としても活躍。主な著書に『カキツバタ群落』(文部大臣賞)『花の百名山』(読売文学賞)『夫の始末』(女流文学賞、紫式部文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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