内容説明
なぜか人に好かれる話し方、一冊でも百冊分の身になる読書、深みのある何気ない表情、さり気ないお洒落…。りんぼう先生が初めて綴った、格好良くふるまうための一冊。
目次
なぜか人に好かれる話し方
心に染み入る手紙・メール文とは
味のある字の書き方
さらさらと格好良い絵を描いてみる
“いい写真を撮る”ちょっとした技術
インテリアで居心地の良さをつくる
もてなしを美しくするヒント
普段着でもおしゃれに見えるコツ
魅力ある表情には理由がある
美味しい料理をサクサクつくる〔ほか〕
著者等紹介
林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生まれ。作家、書誌学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授などを歴任後、現在著述専業。ベストセラー『イギリスはおいしい』で日本エッセイストクラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
としP
18
【2018年 1冊目】写真というのは「形にはなっていない空気」を写すんだという気持ちが最も大切。/ 身の丈に合ったおしゃれをするということが大切。/ 自分の内発的なもので読む本を選ぶことが大切。/ 「自分の専門分野」を持て。/ 自分は必ずしもそうではないと思っていても、ひとまずは上長の言うことを受納する態度を示した方が良い。それがマナーにかなった行動である。/ (出勤までの)朝の2時間が心の余裕をつくる。/ 旅には、メモ帳とスケッチブックぐらい持っていくと良い。2018/01/02
ほじゅどー
11
★★★ 品のいい話し方は聞き上手な話し方。心に染みる手紙は形式や字の綺麗さではなく心のこもった自分の言葉で書かれたもの。絵は上手に描こうと思わないで、下手に描こうと思えばいい。崩れてもいい。歪んでいてもいい。絵を描く「楽しさ」を知っているのもインテリジェンス。写真で人を写したいならその時の表情、嬉しそうな笑顔を写さないと無意味。結局は自分がどうしたいかという主体性の問題。インテリジェンスとは主体的ということ。自分自身が何者であるか、自分らしいアイデンティティをしっかり持つこと。2023/06/12
りらりら
1
おはつの作家の方でしたがなんか楽しい方に出会えたような気がします。昔、「処世術」というものがありました。この方の著作は正しく処世術ではないかと思われます。素敵な先生に出会えた事に感謝したいと思います。2015/10/16
Youme
0
反論したいところもあり、なるほどなと思うところもあり。身近に反面教師がいるので比べたりなんかして面白い。魅力的な人は相談を受けやすいとのことなので、こんどは相談されやすい人になるには。みたいな本でも探して読んでみようか。2015/04/15
to_deny
0
★★★★★2011/08/11