内容説明
アドラー心理学では、失敗を「悪いもの」ではなく、むしろ「大切な体験」ととらえる。とくに子どもにとっては、失敗は成長するための大きなチャンス。失敗を叱るのではなく、かといって放っておくのでもなく、「うまくいかなかったね」「残念だったね」と失敗を受け入れた上で、「次はどうすればうまくいくかな?」と子どもに考えさせ、迷惑をかけたときの責任のとり方を教えることが大事である。本書では、子育てのかなめとも言える「上手な失敗のさせ方」について述べている。小さな失敗をもとに子どもを大きく伸ばすための、考え方や具体的なノウハウを紹介する。
目次
序章 「失敗に負けない子」と「失敗を恐れる子」の大きな違い
1章 ただ「叱る」より、次への「やり方」を教える
2章 “やる気と才能”を引き出す言葉の魔法
3章 こんな親の支えで子どもはイキイキと挑戦する
4章 どんな体験もすべて「成功」につながる習慣術
5章 アドラー博士の“失敗を生かす子育て”の教え
著者等紹介
星一郎[ホシイチロウ]
心理セラピスト。1941年東京生まれ。東京学芸大学卒。都立梅ヶ丘病院精神科心理主任技術員を経て、都立中部精神保健福祉センター勤務。その後、財団法人精神医学研究所兼務研究員、日本アドラー心理学会評議員などを歴任し、現在、子育てボランティア団体「わいわいギルド」代表のほか、IP心理教育研究所所長を務める。専門は個人カウンセリング、個人心理療法。オーストリアの精神科医アドラー博士が提唱した「アドラー心理学」を取り入れた子育て講座や子どもへの対処法には定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
しぃ
あみあみ
くまさん
ヒトミンハルリン
-
- 電子書籍
- 魔女じゃないもん! 2 悪魔の手先にご…