内容説明
本書は、子どもの心の成長を左右する親の言葉の心理問題を初めて正面から解き明かした、渾身の書き下ろしである。
目次
第1部 親の何気ないひと言が生んでしまう“トラウマ”に気づこう(やる気になるひと言、やる気をなくすひと言;こころを伸ばす動かし方、ダメにする動かし方;「どうしてあなたはできないの」という言葉;「役に立つ人間」に育つか「ダメな子」に育つかの境界線 ほか)
第2部 子どもの“小さな自信”を大きく育てていこう(生きる力がわいてくる聞き方、伝え方;関心の持ち方で子どもは伸びる;楽しい親子の会話が「ふれあいの心」を育む)
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。現在、早稲田大学教授、ハーバード大学ライシャワー研究所準研究員。心理学専攻。心理的側面からよりよい生き方のヒントを与える著作を次々と発表するかたわら、ラジオによる人生相談を担当するなど多方面で活躍
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感想・レビュー
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えみ
1
好意的支配。この言葉がぴったりの人が会社にいてびっくりした。 恩着せがましくて、感謝の言葉を求めてるのがわかるからめんどくさいんだよねー。誉められたいんだろうなとは思ってたが、こうやって例をだして説明されると当てはまりすぎてストンと納得してしまった。 ほかは同じことの言い回しですこし疲れて読み進めるのが億劫になってしまったかなー。 何冊も読んでいくとどの本も似たり寄ったりですこし残念な気持ちになりました。 2018/01/31
じょでこ
1
耳の痛い内容も多く、自分を省みて気をつけよう、と思う内容が多かった。けど、そんなに責めなくても。子どもを褒めろと言う割に、親を責める文調にやる気があまり湧かず。反面教師になった。2014/02/13
ともあきほ
1
言葉が難し過ぎる。また内容が、親が何を言ってもいけないきにさせる。ただ1つ:as I growの詩は良い。 2003/02/07
マンゴー
0
図書館でタイトルに興味を持ち借りてみました。最初から文章がのみこめず心に響いてこない…ダメ出しばかりでなんだか苦しくてパラパラめくっただけ。あとがきに「子どもを作ることは芸術作品を作ること」「子育てに成功している」とあり、やはり私は共感できないな、ってことでサクッと返却しました。2016/10/21
ぷりん
0
書き方がくどい。上から目線。読み進めてゆけばゆくほど気持ちが暗くなってしまい、読んだことを後悔してしまった。2015/03/31