内容説明
本当はこんな愛をほしがっている。真面目でおとなしい少年が事件を起こす心理。明るい子が、ある日突然心を閉ざす理由…。いまどきの「良い子」たちの心の崩壊を救う。
目次
第1章 親には見えない隠れた“こころ”に気づく
第2章 子どもが伸び悩む5つの心理
第3章 親の期待が重荷になる子励みになる子
第4章 小さな“すれ違い”からストレスがたまるプロセス
第5章 挫折していく「良い子」たち
終章 こんな愛し方が子どもを幸せにする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなあぶ
14
こういう風に育てるといいですよという子育て成功事例集ではなく、こういう風に育てられた大人はこんな風に生きづらくなりますという失敗事例集。親に都合の良いように「よい子」を演じさせられて愛を与えられずに育った大人に、生きづらさの原因を気付かせてくれる優しい本。終章で、著者自身が毒親育ちであった子供時代を告白している。悩みについての本を読みまくった著者が、幸せになるためには、虚しさに耐える生き方を学ぶのではなく、虚しさの原因を突き止め、それを解決することを自分で考えることであると分かったと書いているのが印象的。2015/09/14
まちゃおみ
0
愛があればいいのだと勝手に解釈。5歳児反抗期に溺れそうになりましたが、この本を読んで少し安心しました。そろそろ「駄目っ!違う!嫌だ!」にうんざりしてきたところでしたが私を愛しているから信じているから反抗しているのだと思うとホッとするように。ものは考えようでしょうか。内容は多少過激ですが嫌な感じがしないのは著者の経験からくるものだからでしょうかね。でもできれば親に感謝しているという言葉が欲しいかなと思うのは余計なお世話でそれこそ母として息子に自分を愛してほしいという自己執着からくるものなんでしょうかね。2014/05/15
yasu
0
子供に必要なのは本当の愛なんだって、実感しました。今からでも遅くないと思いました2010/11/26
himawari25
0
読みやすい2009/07/16
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