内容説明
一切会話をしてはいけないという風変わりなクラブ「ディオゲネス・クラブ」の密室で起こった殺人事件。逮捕されたのは、ホームズ少年の兄、マイクロフト!ホームズは無実を証明するための証拠集めに走り出す。同じころ、ロシアでスパイ活動をしていた兄の親友も行方不明に。次から次へと起こる事件。ホームズの頭の中でいくつもの点がひとつの線につながったとき、とらわれの身の兄に、最大の危機が迫っていた。無事に兄を救い出すことはできるのか!?モスクワの雪道を、走れ!ホームズ!
著者等紹介
レーン,アンドリュー[レーン,アンドリュー] [Lane,Andrew]
作家であり、ジャーナリスト。イギリス、ハンプシャー州在住
田村義進[タムラヨシノブ]
文芸翻訳家。1950年、大阪市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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粋花
7
今回は兄のためにロシアへ。クロウ先生と離れて一人で推理するシャーロック。探偵ホームズとして成長中。彼がどこで変装を覚えたかわかった。2015/12/31
J・P・フリーマン
0
シャーロックは4回も敵の襲撃から逃れたし、マイクロフトは2回も逮捕されてすぐ解放なんだから兄弟そろって悪運が強いね。2016/02/02
青
0
図書館本。シャーロック単品でいると=捕まる、危険なイメージが… マイクロフトお兄さんはなんか安楽椅子探偵のイメージだったので、ロシアまで行くっていうのがなんか想像つかなかったけど、そうだよねシャーロックが少年ならお兄さんも若いんだよね… 2019/05/26