内容説明
ソニー・任天堂・セガが覇権を争い、人気ソフトハウスが社運を賭け、カリスマクリエイターが戦況を一気に覆す!―今、もっとも熱い電脳ゲーム業界創世記。2001年、ビル・ゲイツついに参入を宣言!(新世代ゲーム機X‐Box)。
目次
マイコン文化日本伝来―きたるべき電脳ゲーム市場の黎明
パソコンゲームの勃興―“神々”の目覚めとその出会い
業務用ビデオゲームの成立―「宇宙からの侵略者」が拓いた大市場
クリエイターの台頭―一人の社員、一つのゲームが市場を変える
家庭用ゲーム機の群雄割拠時代―ファミコン前夜―電脳ベンチャーたちの野望
“神々の青春”―宮本茂の選択―任天堂の天下を呼び込んだ男
海を越えたジャパニーズ・ゲーム―アメリカ任天堂の起死回生、そして世界進出
旧世界の衰亡とサードパーティーの誕生―ファミコンに命運を託したパソコン・ゲーム界の雄
一社独裁体制への道―ファミコンをめぐる二人の男の出会いと決別
“神々”の青春 堀井雄二の転機―超人気ゲームシリーズ誕生の序曲〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobu23
7
家庭用ゲーム機の歴史を追った書籍。 2000年出版ということで、プレステ全盛期時代までの話がメインだが、各社の話がまとまっていて面白い。 ただしセガの話はあまりない。2022/03/06
たいそ
2
2000年発行。ファミコン全盛から30年以上経過した2016年現在、ゲーム史に関する本はいくつか出ているが、それらに比べると美化されすぎていなくて生々しい半面、奥行きがないように感じられた。歴史となるには時間が必要なのかもしれない。自分はPS2の手前で徐々にゲームから離れてしまったので、知らないゲームのクリエイターも神として出てくるが、多くは今も現役なのがすごいと思った。どんどん進む高性能化、多機能化に疑問視されている箇所も見受けられ、この後DSやWiiが人気を得ることになる片鱗が見られるのがおもしろい。2016/09/21
monashi
1
マイコンの勃興から2000年までのゲーム業界をさらっと2009/02/04