内容説明
本書は、戦国武将たちが取り入れていた禅の教えを通して、不安定な時代を生きぬく指針を示した、著者渾身の書き下ろしである。
目次
天下の大難を救った禅の教え―北条時宗
「両忘」して迷いを断つ―楠木正成
この世の“とらわれ”から抜け出る心得―足利尊氏
「空・自在の心」で生きる―太田道潅
善政を支えた清貧の思想―北条早雲
「雨降らば降れ風吹かば吹け」―朝倉孝景
“夢幻”の世を駆け抜けた男の人生観―織田信長
心に迷いなければ人を咎めず―上杉謙信
勝ちは五分をもって上となす―武田信玄
己の敵は常に己にあり―伊達政宗
不自由を常と思えば不足なし―徳川家康
最期に見せた武士の矜持―龍造寺隆信
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年東京生まれ。東京都庁にて、広報室長、政策室長等を歴任後、79年に退職。以後は執筆活動に専念し、数々の話題作をあらわす。第43回芥川賞候補。99年には勲三等瑞宝章を受章
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感想・レビュー
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