あまのじゃく人間へ―いつも考え込み自分を見せないあなた

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413021692
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

ひとを恐れず大胆に生きたい人へ。“開き直り人間”は猛然と強く果敢に、また楽に自分を生きられる!新装版・珠玉のエッセイシリーズ待望の第3弾。

目次

1 いつも同じ頭じゃ損をする
2 何でも難しく考え込む人間の不幸
3 裏からつき合う人間ほど信用される
4 はみ出し方を心得ると他人に一目置かれる
5 嘘で伸びる人間 本音でつぶされる人間
6 “逆さま流つき合い術”の極意
7 苦手なヤツを味方に変える面談学
8 追いかける男と逃げる女の表と裏
9 開き直り人間への秘密の扉

著者等紹介

遠藤周作[エンドウシュウサク]
作家。1923年東京生まれ。慶応大学仏文学科卒業。55年、『白い人』により第33回芥川賞受賞。95年には文化勲章を受章。96年、多くの人に惜しまれながらこの世を去る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クマシカ

9
好奇心旺盛な遠藤周作。最新科学や東洋医学への関心も高く、芸術にも詳しく、引きこもって文筆活動という小説家のイメージとは真逆なかっこいい紳士ですね。異性にお金を使うよりも同性の友人との付き合いにお金を使え、というのは人生経験豊富な筆者からの説得力ある提言。自分の思想信条に固執せず、ありとあらゆる学問や専門家の新しい視点に着目して柔軟な考えを持てるような中年になりたいところ。2021/12/11

ぷるぷる

3
生き方についてのエッセイ。遠藤周作先生ですから当然、宗教的見方の意見が多い。自然科学の進歩に頭ごなしに反対するわけではないが、経済や社会の発展する中で人間として置き忘れたものがあるのではないか?といったスタンス。キューブラー・ロスの「死ぬ瞬間」は読んでみようと思った。決して綺麗事だけでなくて、もっとしたたかに「捨て駒」を使って相反する人間も賢く利用すべきなんて話もある。読んでいて面白いわけではないし、ためになるかどうかも人それぞれだとは思うが色々な人の考えに触れるってのも重要なので読んで損はない。2010/11/29

はな

2
一見マイナスにしか見えないことも、無駄なものは一つもない。細分化の思考方法ではなく、全体的思考法から考える。目先のことに一喜一憂しない2019/03/04

ニャン

1
生き方、人との付き合い方、見えないけど存在する力のことなどが書かれている。小難しくなく、押し付けがましくなく、偉そうでないので読みやすかった。2013/01/27

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