内容説明
プライバシーの危機、ネット犯罪、eビジネスの落とし穴…。本書は、このインターネットをめぐる「危ない現実」にどう向き合うべきかを解きあかす待法の入門書である。
目次
第1部 ネット・ユーザーに迫る危機(インターネットは「無法地帯」か;メールをめぐるトラブルの数々;プロバイダの「責任」と利用者の「心得」;マルチメディア時代の新たな現実)
第2部 他人事ではいられない「ネット」の法律学(いつの間にか巻き込まれているネット犯罪;暗号と電子商取引;ネットワーク上の認証制度・公証制度;電子マネーとオンライン決済;情報公開の見えざる本質 ほか)
著者等紹介
笠原毅彦[カサハラタケヒコ]
1957年生まれ。1988年慶応義塾大学大学院博士課程修了。常磐大学短期大学部専任講師などを経て、現在、桐蔭横浜大学法学部法律学科助教授。早稲田大学法学部非常勤講師。情報化社会の「法」の問題を中心に、積極的な研究活動に取り組んでいる
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