内容説明
香港に続き、1999年、マカオもついに中国本土に返還された。しかし、台湾をはじめとして、中国が“未回収の領土”と考える地域は、まだまだ数多く存在しているのも事実である。来たる21世紀、「大中国」の復活を目指し、その第一歩として、日本と韓国が領有を主張する「尖閣諸島」に中国軍が進出を始める可能性がゼロであると、誰が言い切れるだろうか…。そしてその時、アメリカは日本に救いの手をさしのべるのだろうか…。こうした、日本人が避けて考えてきた「アジア大騒乱」を、大胆に、かつ仔細にシミュレーションしたのが本書である。この「最悪の事態」が「現実」となってしまっては、絶対にいけないのである。
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