内容説明
江戸の町や江戸城、武家屋敷、商家、庶民が住む裏長屋などを鳥のような眼で眺望できる、できるだけ多様な見取り図を収録。
目次
1章 江戸の見取り図と町並み(大江戸八百八町―空から見た江戸の町;江戸の市街地―どこからどこまでが「江戸」なのか ほか)
2章 江戸城の見取り図と将軍の暮らし(江戸城―どのくらいの広さだったのか;江戸城本丸天守閣―失われた壮麗な城建築 ほか)
3章 武家屋敷の見取り図と武士の暮らし(徳川御三家―広大で華麗なたたずまいの屋敷;江戸上屋敷―外堀内縁に権勢を競った大名たち ほか)
4章 商家の見取り図と江戸の商い(大店の店がまえ―呉服の大店、駿河町三井呉服店;小店の店がまえ―暮らしの必需品を扱う店 ほか)
5章 町屋の見取り図と町人の暮らし(江戸の裏長屋―隣近所と共同生活の長屋暮らし;九尺二間の裏長屋―庶民の暮らしはどんなだったか ほか)
著者等紹介
中江克己[ナカエカツミ]
1935年、北海道函館市生まれ。ノンフィクション作家。染織文化研究家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さっちゃん
5
「江戸のエコ生活」に続き青春出版社の図解・図説シリーズ2冊目。庶民から大奥に至るまでの江戸の暮らしをわかりやすく紹介してあり、江戸を観光しているように楽しんで読み進むことができた。このシリーズでは他にも気になるものがあるので読もうと思う。2015/04/16
ふぉんだんしょこら
1
わりとわかり易く説明されてたかなぁと思う。2013/09/03
saga
0
【再読】江戸の範囲が朱引、墨引があるのを知ったのが本書。正に江戸の暮らしを判りやすく解説した書籍だ。将軍、大名から江戸庶民まで、見取り図(平面図、地図、イラスト)と併せて解説した良書だと思う。私事ながら、我が子が大学入学と共に都内に下宿することになったのだが、6畳1間・収納なしの部屋に住むことになり、江戸の長屋暮らしと変らないような生活が「東京」になっても続いていると思うと、感慨深い。2012/03/15
おね様
0
良本。大枠で江戸時代を理解するのに非常に役に立つ1冊です2014/03/12
tachi888
0
江戸時代~庶民の楽しみ~武家の楽しみ~商家の楽しみいいな~。2012/09/23