内容説明
日本語には、書き言葉にも話し言葉にも、ついうっかり間違いやすいポイントが無数にある。本書では、慣用句や敬語のほかにも、誤読しやすい「漢字」、正確に使いこなしたい「四文字熟語」「ことわざ」、ワープロで変換ミスしやすい「同音異義語」など、ミスを犯しやすい日本語を約1000語取り上げた。
目次
1 とにかく間違いやすい漢字240
2 いまさら聞けない四字熟語75
3 どうせなら使ってみたい慣用句191
4 同音異義語、使い分けの法則96
5 誰も教えてくれない敬語の話105
6 知らないと恥ずかしいカタカナ言葉54
7 教養として覚えておきたい「国語」の常識97
8 あなたの国語を豊かにすることわざ・故事成語99
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shiki Magata-ma
3
いろいろ勉強になった。本を読んだり言葉を食ったりするのは好きではあるが肝心なところを間違えないといったこの本の言うところの国語力は俺には全くと言っていいほどないので興味本位で中古本屋で安く買いたたいて読んだ。まだまだ俺の知らない言葉がたくさんあるんだな。2017/10/20
よしひろ
3
正しい日本語を使おうと思った。誤用していた日本語、ことわざ、漢字の読み方がけっこうあった。敬語や色、物の単位まで、日常生活に役立つ日本語を紹介している。たとえば、ネクタイが曲がっていらっしゃるは、ネクタイに敬語を使うという変な感じになる。ネクタイが曲がってますよ、でよい。ウサギの数え方は鳥ではないけど「羽」。「流れに棹さす」は思い通りに動くことで、流れに逆らうことではない。定期的に国語についての本を読んで行くと、自分の言葉遣いも洗練されていくだろう。2015/07/19
Toshihito Ogasahara
1
家の本棚の奥に眠っていた本。パラパラめくって読みましたが、七割は知らなかったり、間違えて覚えていた熟語、慣用句ばかりでした。 「鶏口となるも牛後となるなかれ」 こんな長い諺を初めて知りましたし、これよりも長い諺もあるよう。日本語の奥深さを感じました。2018/05/21
Haruka Matsumura
1
国語面白いと思わせてくれます2014/03/19
らむり
0
★★★☆☆