内容説明
本書は、著者の了解を得て、毎日新聞社発行の単行本および聖教新聞社発行『池田大作全集第十四巻』に収められた「世界市民の対話」を収録したものです。
目次
1 人間が連帯する平和の橋(ヒロシマの世界化;平和教育の眼目;「希望」の哲学を語る;首脳会談と民間外交 ほか)
2 国連―その改革強化への道(「世界市民」意識の確立へ;世界連邦へのアプローチ;「部分」と「全体」の調和;迫られる「国家観」の変革 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
15
日本では、手術を拒否し独自の療養プログラムで心臓病を治した『笑いと治癒力』などの著者として知られ、カリフォルニア大学で医学部教授を歴任されたノーマン・カズンズ氏と、池田大作創価学会名誉会長との対談集。原爆を投下されたヒロシマの悲劇を世界に知らしめていくことの意義や、他者との差異ではなく共通点に着目していく教育の重要性、国連の望ましい在り方についての具体的な提案、世界連邦へのアプローチ、日本国憲法の価値についてなど正に「世界市民の対話」の名に恥じぬ内容。原発には国際的基準と査察が必要であるとの言葉に頷く。2022/02/11
-
- 和書
- シュトルム名作集 〈3〉