内容説明
売血エイズ、貧窮する農民、不当逮捕、家族計画という名の残虐非道、汚職の蔓延…。中国はいったいどこに向かっているのか?フランスを代表する論客が、実際に目にし、耳にした中国の現実がここにある。中国の嘘と欺瞞をあばく渾身のルポルタージュ。
目次
第1章 抵抗する人々
第2章 毒草たち
第3章 信仰ある者たち
第4章 虐げられた人々
第5章 搾取される人々
第6章 偽りの経済成長
第7章 民主主義の影
第8章 残酷な国家
第9章 党の終焉
第10章 中国と台湾
第11章 モラルへの道
著者等紹介
ソルマン,ギ[ソルマン,ギ][Sorman,Guy]
1944年生まれ。パリ政治学院(IEP)と国立行政学院(ENA)で学び、IEPや海外の大学(中国、アメリカ、ロシア、アルゼンチン)で経済学を教える。飢饉に対する人道援助団体“Action contre la Faim”の創設メンバー(現名誉会長)。フランス人権委員会メンバー、パリ近郊ブーローニュ=ビヤンクール市長補佐。1995年~1997年には首相付き“未来と戦略委員会”の委員長も務めた
山本知子[ヤマモトトモコ]
早稲田大学政治経済学部卒。東京大学新聞研究所研究課程修了。フランス語翻訳家
加藤かおり[カトウカオリ]
国際基督教大学教養学部卒。フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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