内容説明
親業に出会うことが、コミュニケーションの質を変え、人間関係を変える。それだけではなく、自分自身への見方、考え方を変える、自分の欲求が明確になる。そしてそのことが、その人の人生の質までを変えていく。
目次
第1章 親業の方法(コミュニケーションを学ぶということ;なぜ親子の間に溝ができるか;親は自分の気持ちを整理する必要がある;子ども自身が問題解決できるように支援するコミュニケーション;親が自分を援助するためのコミュニケーション;対立を解く―第三法;価値観の対立;環境改善)
第2章 親業と出会って(親業で変わった親子関係;自分の親との関係の見直し;子どもから見た「親業を学ぶ親」;自分業としての親業)
第3章 いろいろな場面で生かされる親業(いろいろな分野に生かされる親業;男性の視点から)
第4章 親業とは何か(親業の成立と発展;親業の特徴)
第5章 親業の今後の展望(親業の現状と課題;親業への期待)
著者等紹介
近藤千恵[コンドウチエ]
1945年広島県生まれ。国際基督教大学卒業。専攻は「心理学」。同時通訳者として活躍。その後米国パサデナ市のETI本部でPET(親業訓練)インストラクターの資格を取得。その後、親業訓練協会を設立し、理事長に就任し現時に至る。亜細亜大学講師
久保まゆみ[クボマユミ]
1949年東京生まれ。早稲田大学心理学修士課程修了。情報障害児の相談室勤務を経て、現在、産業カウンセラー(初級)、臨床心理士として保健センターの幼児相談、中学校のスクールカウンセラーに携わる。1994年親業訓練インストラクターの資格取得。教師学、看護ふれあい学講座のインストラクターの資格を取得し、講演、執筆などでも幅広く活動
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