内容説明
大学の一、二年生のときに環境概論と環境科学概論を勉強し、その後に専門課程で環境史や環境経済、環境法、環境政策論などをさらに勉強できるような体制が大学には本来必要だと思われる。環境概論はそうした道への第一歩だった。その後、上智大学では地球環境法学科ができたり、環境関係の講座が増え、日本の大学の中でも「環境に熱心だ」という評判が高まっている。こうした中で、環境概論の履修学生たちが自主的な環境研究サークルを作ったり、研究論文集を作るような動きを見せるようになった。そしてついに、本書が生まれることになった。
目次
第1部 世界の環境問題
第2部 環境と法
第3部 環境と経済
第4部 市民の役割
第5部 自然の中の日本人