内容説明
本書は、今、ロボット研究はどのように進められ、どんなロボットがつくられているのか。そして今後、ロボットと人間が一緒に暮らすような日はやってくるのか?ということを解説する。
目次
1 ロボットってなんだ?―ロボットと機械の違い、言えますか?(ロボットの時代が来てます!でも、そもそもロボットって何ですか?;ロボットがなぜ必要なのか?私たちがロボットに期待すること ほか)
2 白熱!ヒューマノイド開発の現場―人型ロボットは、どこに向かって歩いている?(ASIMOだけじゃない!百花繚乱!?ヒューマノイド・ロボット;やっぱり目標はアトム?日本でヒューマノイド研究が盛んなワケ ほか)
3 遠くのロボットから近くのロボットへ―ロボットが実用化されるために必要なこと(実用化されているロボットにはどのようなものがあるか;「人とロボットの共生」。この言葉がリアルに感じられるのはいつ? ほか)
4 ロボットと人。コミュニケーションはどこまで可能か?―ロボットに感情が芽生える日(人間とロボット。スムーズなコミュニケーションの実現に向けて;「考える」ことは「計算する」こと?コンピュータが実現した知能とは? ほか)
5 ロボットのこれから、その可能性を探る―監修者インタビュー(ロボット開発半世紀を振り返る;ロボットを産業として成立させるために ほか)
著者等紹介
中野栄二[ナカノエイジ]
東北大学大学院情報科学研究科知能ロボティクス論研究室。1970年、東京大学大学院博士課程修了。工学博士。アメリカ・スタンフォード大学人工知能研究所客員研究員、通産省工業技術院機械技術研究ロボット工学課長、企画室長などを経て、1987年東北大学工学部教授。日本ロボット学会設立準備委員会委員長、ロボット創造国際競技大会(ロボフェスタ)中央委員会理事長、知能型福祉介護機器開発協議会会長
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感想・レビュー
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- 和書
- わかりやすい解剖生理学