扇―性と古代信仰 (新版)

個数:

扇―性と古代信仰 (新版)

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年07月24日 00時04分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409540862
  • NDC分類 386.1
  • Cコード C1039

内容説明

扇は性のシンボル。神霊の依代、呪具としての扇に託された象徴的意味は何か。扇にひそむ思いがけない秘密をときほぐしながら、性と古代信仰の謎に挑んだ異色作。

目次

青島から沖縄へ
踊りと扇
祭りのなかの扇
扇の起源をさぐる
御嶽と蒲葵
神の顕現とは
大嘗祭の蒲葵
ミテグラ
扇と神事の解釈
沖縄石垣の豊年祭

著者等紹介

吉野裕子[ヨシノヒロコ]
1916年東京に生まれる。1934年女子学習院、1954年津田塾大学、各卒。1975‐87年学習院女子短期大学講師。1977年3月『陰陽五行思想からみた日本の祭』によって東京教育大学から文学博士の学位を授与される。2008年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

3
青島から沖縄へ:那智大祭への馬扇 沖縄の古老 首里の鬼の話 斎場御獄 踊りと扇:踊りのけいこ 扇の謎 幸いの意味 踊りと扇 ウェルズ先生 祭りのなかの扇:生活と研究 神事を追って 扇の起源をさぐる:扇の種類 扇の出現 平城京の扇 扇の謎を解く糸口 御嶽と蒲葵:連想好き ラナリ神 人が神になること 神の顕現とは:古代人が考えた人間の誕生・死・神の顕現 大嘗祭の蒲葵:大嘗祭 天皇と百子帳 ミテグラ:クラのいろいろ ミテグラ 扇と神事の解釈:扇の神事と分類 扇をご神体とする神事 沖縄石垣の豊年祭:オンブウリ2021/10/24

hdk

1
浜辺に生い茂る蒲葵(びろう)の葉を模した古代の扇。蒲葵の立ち姿を男根だと直感した筆者が、扇についてもそうした象徴性があるのではと迫っていく姿に興味を惹かれる。伊勢神宮や新潟の祭りで扇が男根に見たてられている。蒲葵自体についても、沖縄の御嶽には、女陰を表す石の囲いと蒲葵が立てられ交接が表され巫女がこもり神が顕現する。また、大嘗祭前の禊の儀式で天皇が籠る建屋は蒲葵で葺かれている。神が現れるのに人の生誕と同じようなプロセスが踏まえられといるのが面白い。古代の人たちの連想力、想像力に感動すら覚えた。2021/10/24

Åkky

0
中沢新一『精霊の王』にて参考文献として挙げられていたため読了。 扇が扱われる、扇の原型と考える神事を取材することで、それまで民俗学で捨て置かれていた扇の意味に迫り、性とも結びつけた画期的な本書。 信仰で重要な見立てとして、地形と扇と巫女の関連は丁寧な図示により分かりやすかった。 個人的な注目点として、「鬼餅」の民話で「下の口」が鬼に怖がられることである。 これに疑問を持つのは女性である筆者には当然なことである一方、その疑問に対し「怖いですよ」と返す先生もまた興味深いと感じた。2024/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17832712
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品