灰燼のなかから〈上〉―20世紀ヨーロッパ史の試み

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灰燼のなかから〈上〉―20世紀ヨーロッパ史の試み

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  • サイズ B5判/ページ数 410p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784409510957
  • NDC分類 230.7
  • Cコード C3022

出版社内容情報

繁栄の輝きと破壊の悲惨を往還する20世紀ヨーロッパ。

トランスナショナルな歴史の試み



-----進歩の夢敗れ、二つの大戦と世界大恐慌による悲惨に崩れ落ちた世紀前半を描く。



「20世紀ヨーロッパの経験は,その極端なまでの変転のゆえに,受難と自己破壊のドラマから,礼節ある文明(シヴィリティ)と繁栄のそれにいたる無類の物語を提供してくれる。」(「はしがき」より)



◎目次

日本語版へのはしがき

「日本語版へのはしがき」へのポストスクリプト

はしがき



序章 ヨーロッパのパラドクス



第Ⅰ部 進歩の約束 1900-1929



第一章 グローバルな支配

第二章 瓦解する平和

第三章 総力戦をたたかう

第四章 ボリシェヴィキ革命

第五章 民主主義の希望

第六章 ファシズムという対案

第七章 モダニストの挑発



第Ⅱ部 自己破壊への転回 1929-1945



第八章 恐慌のもたらす荒廃

第九章 スターリン主義的近代化

第十章 ヒトラーの民族共同体

第十一章 第二次世界大戦を引き起こすもの

第十二章 枢軸による征服

第十三章 ナチのホロコースト

第十四章 苦い勝利



内容説明

繁栄の輝きと破壊の悲惨を往還する20世紀ヨーロッパ。トランスナショナルな歴史の試み―進歩の夢敗れ、二つの大戦と世界大恐慌による悲惨に崩れ落ちた世紀前半を描く。

目次

序章 ヨーロッパのパラドクス
第1部 進歩の約束 1900‐1929(グローバルな支配;瓦解する平和;総力戦をたたかう;ボリシェヴィキ革命;民主主義の希望 ほか)
第2部 自己破壊への転回 1929‐1945(恐慌のもたらす荒廃;スターリン主義的近代化;ヒトラーの民族共同体;第二次世界大戦を引き起こすもの;枢軸による征服 ほか)

著者等紹介

ヤーラオシュ,コンラート・H.[ヤーラオシュ,コンラートH.] [Jarausch,Konrad H.]
1941年生まれ。ウィスコンシン大学PhD。現在、ノースカロライナ大学チャペルヒル校ラーシー・ヨーロッパ文明教授。専門はドイツ近現代史、ヨーロッパ現代史

橋本伸也[ハシモトノブヤ]
1959年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。博士(教育学)。現在、関西学院大学文学部教授。専門はロシア・東欧史、メモリー・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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森中信彦

0
藤原辰史氏の書評(https://book.asahi.com/article/14825308)によれば、「自由民主主義、共産主義、ファシズムのおのおのの「近代性」がどう変転し、人々を魅惑したり失望させたりしたかをバランスよく描いていく。  かといって本書は、無思想で単調な教科書的記述ではない。歴史研究者のテーマが細分化するばかりの現状を吹き飛ばすような壮大な語りである。」とある。 しかし、第1次、第2次大戦間のヨーロッパにおける歴史を詳細に語っているだけで、教科書的ではないとはとても思えない。(続く)2023/04/17

コミジ

0
上巻は第二次世界大戦の終了まで。まるでD.ハルバースタムの作品のような歯切れのよい記述で読みやすい。近代を民主自由主義等のイデオロギーから考察する観点等は現状に繋がっており、非常に面白かった。訳も素晴らしいと思います。2023/04/07

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