出版社内容情報
繁栄の輝きと破壊の悲惨を往還する20世紀ヨーロッパ。
トランスナショナルな歴史の試み
-----進歩の夢敗れ、二つの大戦と世界大恐慌による悲惨に崩れ落ちた世紀前半を描く。
「20世紀ヨーロッパの経験は,その極端なまでの変転のゆえに,受難と自己破壊のドラマから,礼節ある文明(シヴィリティ)と繁栄のそれにいたる無類の物語を提供してくれる。」(「はしがき」より)
◎目次
日本語版へのはしがき
「日本語版へのはしがき」へのポストスクリプト
はしがき
序章 ヨーロッパのパラドクス
第Ⅰ部 進歩の約束 1900-1929
第一章 グローバルな支配
第二章 瓦解する平和
第三章 総力戦をたたかう
第四章 ボリシェヴィキ革命
第五章 民主主義の希望
第六章 ファシズムという対案
第七章 モダニストの挑発
第Ⅱ部 自己破壊への転回 1929-1945
第八章 恐慌のもたらす荒廃
第九章 スターリン主義的近代化
第十章 ヒトラーの民族共同体
第十一章 第二次世界大戦を引き起こすもの
第十二章 枢軸による征服
第十三章 ナチのホロコースト
第十四章 苦い勝利
注
内容説明
繁栄の輝きと破壊の悲惨を往還する20世紀ヨーロッパ。トランスナショナルな歴史の試み―進歩の夢敗れ、二つの大戦と世界大恐慌による悲惨に崩れ落ちた世紀前半を描く。
目次
序章 ヨーロッパのパラドクス
第1部 進歩の約束 1900‐1929(グローバルな支配;瓦解する平和;総力戦をたたかう;ボリシェヴィキ革命;民主主義の希望 ほか)
第2部 自己破壊への転回 1929‐1945(恐慌のもたらす荒廃;スターリン主義的近代化;ヒトラーの民族共同体;第二次世界大戦を引き起こすもの;枢軸による征服 ほか)
著者等紹介
ヤーラオシュ,コンラート・H.[ヤーラオシュ,コンラートH.] [Jarausch,Konrad H.]
1941年生まれ。ウィスコンシン大学PhD。現在、ノースカロライナ大学チャペルヒル校ラーシー・ヨーロッパ文明教授。専門はドイツ近現代史、ヨーロッパ現代史
橋本伸也[ハシモトノブヤ]
1959年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。博士(教育学)。現在、関西学院大学文学部教授。専門はロシア・東欧史、メモリー・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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