文化大革命〈上〉―人民の歴史 1962‐1976

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文化大革命〈上〉―人民の歴史 1962‐1976

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  • サイズ 46判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784409510827
  • NDC分類 222.077
  • Cコード C1022

目次

第1部 大飢饉後(1962‐1966)(二人の独裁者;階級闘争を決して忘れるな;文化戦線;四人の反革命集団)
第2部 紅色の年代(1966‐1968)(大字報闘争;赤い八月;旧社会の破壊;毛沢東崇拝;経験大交流;造反派と保皇派;軍隊の出動;武装競争;鎮火)

著者等紹介

ディケーター,フランク[ディケーター,フランク] [Dik¨otter,Frank]
香港大学人文学院講座教授。〓案館(党公文書館)資料を利用した研究の先駆者で、サミュエル・ジョンソン賞受賞作Mao’s Great Famine(2010)(『毛沢東の大飢饉』(2011年、草思社))をはじめとする10冊の著書は、歴史学者の中国に対する見方や認識を変えた。既婚、香港在住

谷川真一[タニガワシンイチ]
スタンフォード大学大学院社会学研究科博士課程修了(Ph.D.)。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授。専門は現代中国の政治と社会、国際関係

今西康子[イマニシヤスコ]
神奈川県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

11
文化大革命がどれほど出鱈目かつ残酷な社会運動だったか克明に描かれていて慄然とした。毛沢東は自分のライバルになりそうな人物が力を付けてくると、その反対派を支援してどんどん粛清を進るため国の方針が常に変化し、国民は「階級の敵」「反革命」のレッテルを貼られただけで財産を失い、暴行され、拷問死する。しかも、それは上から下まで主に個人的な恨みによってでっち上げられることが多い。法は機能せず「毛主席の(その時々の)言葉」だけが正しいとされる。想像を絶する様子が描かれているのだけど、今でもその傷は癒えていない気がする。2021/06/11

templecity

11
社会主義の欠点をソ連の指導者も早くから見抜いて方向転換したのにも関わらず、中国共産党毛沢東はそれを信じて、大躍進政策や文化革命を進め、多くの人材、文化、知見そして命を犠牲にしてしまった。紅衛兵が知識階級をつるし上げ殺害したが、中には謂れのない告げ口で犠牲になった人もいる。人民が完全に暴走し、社会サービスは皆無となり、食料生産も落ち込み、多くの餓死者が出た。このような悲惨な状況を今の中国は正しく国民に伝えているのかと思ってしまう。 2020/08/29

masabi

10
【概要】文化大革命が人民にどう影響したのかを追う。【感想】スターリン批判と大躍進政策の未曾有の飢餓が毛沢東の権威を揺るがした。自身の政敵、将来の政敵候補を排除するために学生を利用した文化大革命を発動し、自身の権威を高めようとする。派閥を対立させ合う方針のために彼の支持する勢力が日によって変化し、今日支持した勢力を明日批判することが常態化していた。毛沢東の最高権威を掲げて党指導者への不満、個人的な復仇、密告が横行し、そこに武器が流入したので内戦さながらの様相を呈した。2022/02/16

ののまる

9
文革についての、ある程度の基礎知識がないと難しいけれど、いろいろと新しいエピソードが整理されていて、勉強になる。マンゴー崇拝熱が、改めて「SFか!」と思うなあ。 表紙カバーを剥ぐと、太陽の後光を従えたマオさんがいるという、装幀デザインが素敵。2020/06/15

TK39

4
あまり詳しく文化大革命の事は知らなかったが、衝撃の内容。毛沢東の個人的な野心のために共産党のトップから一般大衆まで内ゲバを繰り返す。毛沢東とともに長征などの戦ってきた長老も例外ではない。 文化大革命が始まる前に毛沢東を権力の座から引きずり下ろすチャンスもあったようだが、結果として権力強化につながっていく。老いた被害妄想の強い老人に振り回される人達はたまったものではない。 上巻は劉少奇失脚まで。2020/04/14

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