資本主義の歴史―起源・拡大・現在

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784409510803
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C1022

出版社内容情報

歴史学の大家による通史の決定版、世界的ベストセラー待望の邦訳。起源から現在までが一気に分かります。通史の決定版

歴史学の大家による、厳密にして明晰、そして驚くほどコンパクトな資本主義通史。その起源から現代の金融資本主義に至る長大な歴史と、アダム・スミス、マルクス、ヴェーバーからシュンペーター、ポメランツに至る広範な分析理論までが一冊に凝縮。世界史的視野と、資本主義の本質に迫る深い考察が絡み合い、未来への展望をも示唆する名著。世界9か国で翻訳されたベストセラー。

第一章 資本主義とは何か
 一 論議のつきまとう概念
 二 三つの古典――マルクス・ヴェーバー・シュンペーター
 三 他の諸見解と作業のための定義

第二章 商人資本主義
 一 端緒
 二 中国とアラビア
 三 ヨーロッパ――ダイナミックな遅参者
 四 一五〇〇年頃の時代についての中間的総括

第三章 拡大
 一 ビジネスと暴力――植民地支配と世界交易
 二 株式会社と金融資本主義
 三 プランテーション経済と奴隷制
 四 農業資本主義・鉱業・プロト工業化
 五 資本主義・文化・啓蒙主義――時代の文脈におけるアダム・スミス

第四章 資本主義の時代
 一 工業化とグローバル化――一八〇〇年以降の時代のアウトライン
 二 オーナー資本主義から経営者資本主義へ
 三 金融化
 四 資本主義における労働
 五 市場と国家

第五章 展望

「数百年におよぶ発展のなかで、資本主義はその姿を大きく変えうることを示してきた。歴史的概観とグローバルな比較が示すのは、それがきわめて多様な社会的・文化的・政治的諸条件のもとで存在しうることである。それは、社会、文化、政治にきわめて深い影響をおよぼす。しかし逆にそれは、政治の介入、社会的諸行為によって影響され、姿を変えうる。資本主義は定められた運命ではない。それは、過去においてきわめてさまざまな目的のために投入され、また現在でも投入されている強力な資源なのである。」(本書より)

日本語版のための序文

第一章 資本主義とは何か
 一 論議のつきまとう概念
 二 三つの古典――マルクス・ヴェーバー・シュンペーター
 三 他の諸見解と作業のための定義

第二章 商人資本主義
 一 端緒
 二 中国とアラビア
 三 ヨーロッパ――ダイナミックな遅参者
 四 一五〇〇年頃の時代についての中間的総括

第三章 拡大
 一 ビジネスと暴力――植民地支配と世界交易
 二 株式会社と金融資本主義
 三 プランテーション経済と奴隷制
 四 農業資本主義・鉱業・プロト工業化
 五 資本主義・文化・啓蒙主義――時代の文脈におけるアダム・スミス

第四章 資本主義の時代
 一 工業化とグローバル化――一八〇〇年以降の時代のアウトライン
 二 オーナー資本主義から経営者資本主義へ
 三 金融化
 四 資本主義における労働
 五 市場と国家

第五章 展望

訳者あとがき
文献一覧
索引

ユルゲン コッカ[ユルゲンコッカ]
著・文・その他

山井 敏章[ヤマイトシアキ]
翻訳

内容説明

歴史学の大家による、厳密にして明晰、そして驚くほどコンパクトな資本主義通史。その起源から現代の金融資本主義に至る長大な歴史と、アダム・スミス、マルクス、ヴェーバーからシュンペーター、ポメランツに至る広範な分析理論までが一冊に凝縮。世界史的視野と、資本主義の本質に迫る深い考察が絡み合い、未来への展望をも示唆する名著。

目次

第1章 資本主義とは何か(論議のつきまとう概念;三つの古典―マルクス・ヴェーバー・シュンペーター ほか)
第2章 商人資本主義(端緒;中国とアラビア ほか)
第3章 拡大(ビジネスと暴力―植民地支配と世界交易;株式会社と金融資本主義 ほか)
第4章 資本主義の時代(工業化とグローバル化―一八〇〇年以降の時代のアウトライン;オーナー資本主義から経営者資本主義へ ほか)
第5章 展望

著者等紹介

コッカ,ユルゲン[コッカ,ユルゲン] [Kocka,J¨urgen]
1941年生まれ。ビーレフェルト大学教授、ベルリン自由大学教授を歴任し、現在ベルリン自由大学名誉教授。ドイツ近現代史、ヨーロッパ比較史

山井敏章[ヤマイトシアキ]
1954年生まれ。立命館大学経済学部教授。ヨーロッパ近代社会経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

99
資本主義についての非常にコンパクトな概説書です。本来的には2~3冊になるような資本主義についての起源から現在までの歴史的記述を1冊にしているのである意味、授業などで補っていくにはいいのかもしれません。巻末にある膨大な参考文献のエッセンスをうまくまとめたものでしょう。この本である程度あらすじや体系を理解して、もう少し詳しい書物を手に取るのがいいのかもしれません。2019/06/21

うえぽん

29
180頁と言う分量の中に、資本主義に係る代表的議論の意義・限界から、帝国的支配の下での商業資本主義の勃興、金融や工業との相互作用による資本主義の拡大、現代における資本主義の危機と対抗軸の盛衰まで、広範な議論を切れ味鋭くまとめた画期的な著作。概説書の枠を超え、様々な問い掛けにより読者に更なる思考を促す。市場と国家との関係は時代や国によって様々だが、資本主義の存続にとって国家の介入は不可欠とし、その重要性は今後更に増すとする。資本主義の外に優位なオルタナティブはないが、内部であれば考え得るとする点に希望あり。2023/10/30

masabi

16
【概要】資本主義の諸定義、金融化された現代の様相までの変遷を概説する。【感想】資本主義は古くから存在するが、工業化の時代を迎えるまでは一貫してマイノリティであった。資本主義の拡大と合わせて利益追求を抑制する思想や社会風土を侵食し、現在では国境を越え経済に限らず広く覆っている。資本主義自体の打倒は非現実的だが、そのバリエーションを選ぶことはできる。バリエーションのなかには民主主義や権威主義も含まれる。2023/02/11

しろきいろ

11
図書館。今年の一番です今のところ。たった200ページでここまで理解(したような気持ちに)させてもらって泣いてます。無駄や冗漫さを感じさせない緊密な筆致、巻末じゃなくページごとに置いてある注釈、情緒に訴えないバランスの良い立ち位置、なんとも快適なお勉強ができました。資本主義という語がなぜこれほど定義し辛いのか、その複雑な生い立ちから、歴史の節目節目で見せてきた顔、その解説の一文一文にハイライトを付けたいくらい。また読み直してちゃんと運用できる知識にしたいなあ買わなきゃ。2019/09/13

ヒナコ

9
タイトル通り経済史についての概説書。比較的短く通史がまとめてあるにも関わらず、古代・中世の貿易から現代の金融化した資本主義まで幅広く、また分かりやすく書かれており、非常に楽しく読むことができた。→2022/08/06

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