感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
suehiroB
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▼ほぼ理解できず。でも寝かせとこうと思う本なのでメモ▼仏教は極めて現実的で等身大▼目前に存在するものは全て同時に自分の内に存在する▼人は出来事を言語化して分類し、自分で脚色したお芝居を見ている(「奇跡の脳」と同内容)▼私は、主観と客観は別ものだが客観を構築するのは主観だとも思う▼主観でも客観でもない、あるがまま、がわからない▼人生は基本的に苦、安穏なものではない▼自然体、があるべき姿ではなく、癒し、とかは目的ではない▼修行・訓練というより、自分についての、挑戦・探究か▼洞察は一種の瞑想2013/08/15
うちこ
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H・V・ギュンター博士とチョギャム・トゥルンパ氏が、1970年代のアメリカで行なった仏教タントラセミナーの内容を収録した本です。講話の演者も構成も日本語訳もすばらしく、かねてより悶々としていたサーンキャ思想に対する鋭い指摘もあり、その部分だけでもこの本に出会えてよかった。語根を追って掘り下げられるサンスクリット語、チベット語での置き換え、タントラでの教えの上での定義が細かく説明されているのですが、これだけでも教科書として大きな価値があります。2013/07/20