心の危機と臨床の知<br> 「いま」を読む―消費至上主義の帰趨

個数:

心の危機と臨床の知
「いま」を読む―消費至上主義の帰趨

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年09月23日 20時49分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784409340332
  • NDC分類 365
  • Cコード C3010

内容説明

戦後日本の学歴社会、効率主義は結局私たちになにをもたらしたのか。消費文化とは、必ずしも豊かさ、幸福感だけに結びつくものではなく、消尽や破壊の欲望とも結びついたものである。いま、私たちはこうして消費活動の中にただとりこまれていくしかないのだろうか。こうした消費プロセスに対して、芸術をはじめとする「創造」活動のなかに抵抗線を探ることは可能であろうか?気鋭の美学研究者、建築評論家、心理療法家、精神科医などが領域をこえて自由に論じ合う。

目次

第1部 見すえる(消費とカタストロフィ;市場競争原理と臨床心理学;タナトスの股肱―現代日本における超自我のはたらきについて)
第2部 生きる(アーティスト・イン・レジデンスが示すもの―資本中心主義とアート;青少年支援のベースステーション―「自己/他者」「決定」「責任」をキーワードに;統合失調症の人のささやかな消費;応用芸術学としての美術企画―「岐阜おおがきビエンナーレ2006」を回顧して)
第3部 たどる(「ポップ」で「キッチュ」で「クール」なアート?―消費文化とアートの一つのエピソードとして;ブランディング戦略とアイデンティティ―グローバリゼーションが日本にもたらしたもの;子どもの世話と生業・生活(いのちき)での夫婦役割のステレオタイプとその交換―戦前・戦後炭鉱労働者を例に
トラウマと「いま」―賠償と秘密の行方)

著者等紹介

川田都樹子[カワタトキコ]
1962年生。大阪大学文学部大学院博士課程修了。博士(文学)。甲南大学文学部人間科学科教授。専門は美学・芸術学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品