近代精神医学の成立―「鎖解放」からナチズムへ

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近代精神医学の成立―「鎖解放」からナチズムへ

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409340271
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

フーコー批判を軸に、狂気の拘束と解放、精神病院の起源など精神医学の基層を歴史的に捉える。

内容説明

近世以前の精神病者は本当に自由闊達な社会的存在だったのか。史上有名なピネルの「鎖からの解放」は本当にあったのか。『狂気の歴史』のフーコー言説への批判的検討から出発し、とくに精神病者の処遇をめぐるさまざまな出来事の歴史的意義を探る。近代精神医学の生み出した変質学説や脳病論などがナチズム期の強制断種や「安楽死」犯罪へと尖鋭化していったことなどを含め、精神医学の近代を一般社会、政治、宗教史との関わりから論じたパイオニア的著作。

目次

第1章 問題意識
第2章 近代精神医学の成立にかかわる諸契機
第3章 病院精神医学の成立と形成
第4章 大学精神病院の登場
第5章 近代精神医学の終焉
第6章 日本の近代と精神医学
第7章 まとめ

著者等紹介

小俣和一郎[オマタワイチロウ]
1950年、東京都生まれ。1975年、岩手医科大学医学部卒業。1980年、名古屋市立大学医学部大学院卒業(臨床精神医学専攻、医学博士)。1981‐83年、ミュンヘン大学精神科に留学。現在、上野メンタル・クリニック(東京都文京区)院長。ドイツ精神神経学会正会員
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