SNSフェミニズム―現代アメリカの最前線

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SNSフェミニズム―現代アメリカの最前線

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  • サイズ 46判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409241509
  • NDC分類 367.253
  • Cコード C0036

出版社内容情報

SNSによって変わるフェミニズム、フェミニズムによって変わる社会



アメリカで活動する300のグループを調査した、現代フェミニズムの熱気を伝える最新の研究。



「Me too」運動に代表されるように、現代のフェミニズムはインターネット、特にSNSを舞台に盛んになっている。ネットの世界にとどまらず、現実社会をも動かす大きな力になっているそのムーブメントはいつ生まれ、何を訴え、いまどのようになっているのか。本書では、インターネットを使ったフェミニズム運動が盛んな現代アメリカで活動する300のグループを調査。「参加型政治」と「インターセクショナリティ」を理論軸にその活動を分析し、多様な運動の本質に迫る。



◎目次

謝辞



第一章 オンライン・フェミニズム――背景とアプローチ

 第一節 なぜオンライン・フェミニズムが重要なのか?

 第二節 ポスト・フェミニズム時代のアメリカとオンライン・フェミニズム

 第三節 方法論――インターセクショナリティと参加型政治



第二章 フェミニズムとインターネット

 第一節 テクノロジーとの出会い

 第二節 インターネットと参加型文化

 第三節 ソーシャルメディアと第四波フェミニズム



第三章 ソーシャルメディアで広がるフェミニストの世界

 第一節 フェミニスト・グループのオンライン使用概観

 第二節 情報提供型グループとマイクロ・ポリティックス型グループ

 第三節 視覚化するフェミニズム



第四章 ハッシュタグでつながるフェミニズム

 第一節 ハッシュタグ・フェミニズムと参加型政治

 第二節 フェミニスト・パフォーマンスと文化創造

第三節 ハッシュタグ・フェミニズムとインターセクショナリティ

 第四節 ハッシュタグ・フェミニズムが広げる男性参加



第五章 ウィメンズ・マーチにおけるソーシャルメディアとクラフティヴィズム

 第一節 ウィメンズ・マーチとソーシャルメディア

 第二節 クラフティヴィズムとしてのプシーハット・プロジェクト



終章 フェミニズムの課題――そして未来へ



長いあとがき――コロナ禍のフェミニズム



資料 本書で観察を行なったフェミニスト・グループ



参考文献

著者等紹介

井口裕紀子[イノクチユキコ]
1991年、京都市生まれ。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程修了。博士(アメリカ研究)。現在、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

livre_film2020

34
断片的に自分が体感してきたフェミニズムをようやく体系的に理解できた。参加型政治やインターセクショナリティなど初めて聞く単語も勉強になった。本書内で言及されていた運動に関しては既に知っており「一応最新情報を私は知ってたんだな」と安心した。自分のことはフェミニストだと思ってはいたので。SNSフェミニズムは何も女性だけのものではない。一口に女性と言っても様々だし、現代において条件によっては全員マイノリティになり得る。そういった抑圧された人々のための運動がSNSフェミニズムだと本書を読んで私は理解した。2023/03/25

katoyann

21
SNSを通して広がりを見せている現在のフェミニズムについて分析した研究書。博士論文が基になっている。第四波フェミニズムと呼び表されている現在の動向について理論を紹介しながら論じている。 ドナルド・トランプ前大統領の性差別的な言動に関するSNSを通したフェミニズムの対抗言説についての言及が興味深った。キーワードはインターセクショナリティで、あのヒラリー・クリントンも白人のエリート女性の便益を象徴しているとして批判されたという話(間違えていたら訂正します)が印象的。タメになるが難易度は高い。2023/09/27

田中峰和

6
研究論文の書籍化。SNSによってフェミニズムは変わる。先駆けは90年代のインターネットの登場で、フェミニズムの第3波と呼ばれていた。それが0年代以降、ソーシャルメディアの普及で大きく躍進した。著者はアメリカで活躍する300のグループを調査し、現代フェミニズムの熱気を伝えてくれる、ミートゥー運動に代表されるように、現代のフェミニズムはSNSを舞台に盛んになっている。以前のフェミニズム運動に参加することはハードルが高かったが、SNSの登場で誰もが気軽参加できるものへと変貌させた。さらに多様化が予測される。2023/02/20

Dwight

1
フェミニズムはどこに向かうのか。2023/01/08

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