内容説明
経済学史の正確な理解のために。ジュニア向け経済思想入門の決定版。高校生には難しいかもしれない、それでもぜひ知って欲しい経済学の基本。「アダム・スミスは自由放任を唱えた」などの俗説を排し、偉大な経済学者たちの正確な思想を伝え、その現代的応用まで論じます。
目次
第1部 経済学はこう考える(冷静な頭脳と温かい心;豊富のなかの貧困―ケインズ革命;経済学者にだまされないこと ほか)
第2部 二十世紀をつくった経済学―シュンペーター、ハイエク、ケインズ(二十世紀のあけぼの―資本主義の本質を求めて;社会主義の壮大なる実験―ハイエクの異論;資本主義の賢明なる管理を求めて―ケインズの思想と理論 ほか)
第3部 経済学の三つの基本―経済成長、バブル、競争(経済成長への夢;バブルの宴のあと;競争とは何か)
著者等紹介
根井雅弘[ネイマサヒロ]
1962年、宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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経済学はこう考える: 冷静な頭脳と温かい心 貧富の差への憤り 経済騎士道の精神 シュンペーターの反発 豊富のなかの貧困―ケインズ革命 経済学者にだまされないこと 時流にながされないこと 二十世紀をつくった経済学―シュンペーター、ハイエク、ケインズ: 二十世紀のあけぼの―資本主義の本質を求めて 社会主義の壮大なる実験―ハイエクの異論 資本主義の賢明なる管理を求めて―ケインズの思想と理論 二十一世紀と経済学の三巨星 経済学の三つの基本―経済成長、バブル、競争: 経済成長への夢 バブルの宴のあと 競争とは何か2021/10/09