内容説明
栄光と混迷の40年を描く唯一の通史。黎明期から現在まで40年におよぶ、日本におけるデジタルゲーム産業の興亡を描き出した画期的通史。アーケードやPCも含む包括的な記述で、高い資料的価値をもつとともに読み物としても成立させた、ビジネスマン・研究者必読の書。初版から四年、好評を博した名著が大幅に増補改訂され、圧倒的なボリュームと新たなカバーデザインで登場。
目次
ゲーム産業の歴史
コンピュータゲームの誕生からアタリショックまで―日本ゲーム産業史前史
アーケードゲーム(1):エレメカからビデオゲームへ―スペースインベーダーの誕生とアーケードゲーム産業の確立
PCゲーム(1):8ビット御三家の確立
家庭用ゲーム(1‐1):アタリショックを超えて―ファミリーコンピュータ誕生
アーケードゲーム(2):風営法ショックとそこからの復活
PCゲーム(2):PC‐9801長期政権の確立と停滞
家庭用ゲーム(1‐2):ファミコンとその後継者たち
1994年の激変:技術革命とビジネス革命
アーケードゲーム(3):バーチャファイターとリッジレーサーの衝撃―アーケードゲーム最後の輝き
PCゲーム(3):Windows95の登場、国内PCゲームメーカーの退潮、オンラインゲームの胎動
家庭用ゲーム(2):3大ハード時代
家庭用ゲーム(3):ゲームの高度化と日本の地位低下
家庭用ゲーム(4):携帯型ゲーム機による市場逆転
携帯電話向けゲーム:ソーシャルゲームの隆盛と急激な市場成熟化
現在
新しい動き
著者等紹介
小山友介[コヤマユウスケ]
1973年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。東京工業大学助教などを経て、芝浦工業大学システム理工学部教授。専門は、進化経済学・コンテンツ産業論・社会情報学。『日本デジタルゲーム産業史』旧版にて、2017年社会情報学会優秀文献賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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