内容説明
X線の発見からフクシマまで、核のイメージは、いかに思考を左右し、政治を動かしたか。アメリカを代表する科学史家が、膨大な資料探索と広範な知見をもとに、フィクションから国際政治まで含め、壮大なスケールで描き出す核表象の歴史。福島第一原発事故とその後の動きを踏まえ、全面的に改稿された決定版。
目次
放射線を帯びた希望
放射線を帯びた恐怖
ラジウムは万能薬か?あるいは毒か?
秘密・全能者・怪物
世界の破壊者
広島からのニュース
国防
平和のための原子力
良い原子力、悪い原子力
新たな冒涜〔ほか〕
著者等紹介
ワート,スペンサー・R.[ワート,スペンサーR.] [Weart,Spencer R.]
1942年生れ。科学史家、元アメリカ物理学協会(AIP)物理学史センター長
山本昭宏[ヤマモトアキヒロ]
1984年、奈良県生れ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、神戸市外国語大学総合文化コース准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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