内容説明
情にもとづく人と人とのかかわりを大切にする日常生活者の育成を教育論の基本視座におき、自然と共生し、仲間と共生する人間を育てる教育の重要性を提言する。あたり前であるはずのことが充分に語られてこなかったこれまでの教育論への反省をもって、子どもたちが安心して生きていける未来への教育を考える。
目次
第1部 基礎編(近代における教育思想と公教育;近代(現代)における公教育の限界)
第2部 理論編(教育革命論への序論;教育革命論の使命;日常生活世界と「情育」)
第3部 実践編(親たちと「情育」;保育現場での「情」の教育と「知恵」の教育;学校での「情育」と「技育」、そして「知育」)
著者等紹介
高田義隆[タカダトモタカ]
1948年、京都市に生まれる。立命館大、京都大、フランクフルト大で経済学、哲学を学ぶ。現在、教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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