内容説明
まちづくりの新たな切り口、ネイチャーセンターをすべてのまちに。新しく作る、まちの郷土資料館や公民館、使われなくなった空き教室や廃校をリニューアルする、動物園や水族館、植物園を活用する―。様々な人びと、様々なかたち、実地に役立つノウハウと魅力的なプログラムを一挙紹介。
目次
1 ネイチャーセンター(シボロ・ネイチャーセンターの物語;ネイチャーセンター設立;どうしてネイチャーセンターなの?;役割;プログラム;施設)
2 ネイチャーセンター作りの手順(準備;サポート;組織;コミュニティ作り;お金は大切―細部に気を配ること;土地の管理;プランニング―夢を実現するために;希望)
著者等紹介
エヴァンズ,ブレント[エヴァンズ,ブレント][Evans,Brent]
公認のソーシャル・ワーカーで、33年もの間、家族カウンセリングや、まちづくりに関わる。教育トレーナー、エンターテイナー、シボロ自然保護委員会の運営代表として長年活動的に自然保護に取り組み、精神病院の青年患者のためのSEEDプログラム(Self‐Esteem though Ecological Dynamics環境とのふれあいを通じて自尊心を育むプログラム)や地域の老人介護施設のための園芸プログラム、SAGE(Senior Activity for the Good Earth地球のための高齢者プログラム)を作ってきた
チップマン‐エヴァンズ,キャロリン[チップマンエヴァンズ,キャロリン][Chipman Evans,Carolyn]
テキサス州ボルン市のシボロ・ネイチャーセンターの創設者であり、事務局長。教育を通して自然を保護することを目的としたNPO法人、「シボロ自然友の会」を創設し、シボロ・ネイチャーセンターの代表として、ネイチャーセンター開発に関するすべての役職を経験。ナチュラリスト、ボランティア・コーディネーター、教育トレーナー、広報コーディネーター、プログラム・デザイナー、ニュースレターの編集者、ディスプレイ・デザイナー、建設監督、開発ディレクター、経営者といった役割をこなしてきた。シボロ湿原の土地トラスト団体の創設にも尽力。現在、ボルン市とゲンダル郡との共同で緑道や緑地のマスタープラン作り、シボロ・ネイチャーセンターの拡張候補地の保全、センターの教育施設の拡充を含む自然保護活動に関わっている
山本幹彦[ヤマモトミキヒコ]
京都生まれ。(財)京都ユースホステル協会で環境教育事業部を立ち上げた後、2000年に北海道へ移住。2002年にNPO法人当別エコロジカルコミュニティーを設立。代表理事。道民の森での森林環境教育を中心に、幼児の森のようちえん、小学生の宿泊体験、大学での講師、現職教師や指導者育成ワークショップ、まちづくりを通してエコロジカルコミュニティー作りをめざしている
田畑世良[タバタセラ]
東京世田谷育ちの日米ハーフ。多摩美大と学芸大学大学院卒、高校美術教諭を経て、(株)自然教育研究センターの門をたたいたことをきっかけに、環境教育に関わる。持ち前の英語力と描写力を活かして、ワークショップやスタディツアーの通訳、教材や書籍の翻訳、ハンドブックや図鑑、野外展示などのイラストを手がける。現在は東京立川にある「ふじようちえん」で事務に勤しんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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壱萬参仟縁
だいち