「国語」と「方言」のあいだ―言語構築の政治学

「国語」と「方言」のあいだ―言語構築の政治学

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  • サイズ B6判/ページ数 412p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409040430
  • NDC分類 818
  • Cコード C3021

内容説明

多言語・多文化主義を唱えるまえに必要な検証作業、近代「日本語」の地下水脈を探る。「異なれるもの」の排除・包摂の力学。

目次

序章 排除と包摂のなかの「方言」
第1章 近代国民国家形成と「方言」―「国語」の通時性と共時性のはざまで
第2章 「帝国」日本と「方言」
第3章 「新生」国民国家日本と「方言」
終章 「方言」のゆくえ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリータ

1
そう遠くない将来、昨今の一般言語学を志向した方言(文法)研究の問題点も提出されるのではないかと思う。沖縄諸言語の記述、移民の言語生活調査など根は深いが、そのあたりのことがどれだけ研究者に伝わるか。2012/02/20

あだこ

0
「方言」がどのように「国語」に利用されてきたのか。そしてそれが今ではどのように変奏しているのか。といったことが丁寧に記述されていた。結局「あいだ」はどこだったのだろう?「だから…」という踏み込みが足りない。2009/08/30

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